- 1 名前:中村 投稿日: 2004/11/30(火) 00:27
- (移行対象 投稿日: 2004/04/28(水) 00:59)
・『晋書』の翻訳や草稿での疑義・質問・指摘に関してご自由にどうぞ! 現行のMLとかぶる部分ですが、MLでの書式にこだわらず、楽に聞きあう・指摘しあうスレッド。
話題としては『晋書』に限らず、漢文に対する質問なども。
- 225 名前:八頭 投稿日: 2009/05/10(日) 21:21:13
- >〔此れ〕豈に仁賢の掩う所〔となる〕かな。
反語だから、哉の読みは「や」ですね。すみません。
〔此〕豈〔為〕 仁 賢 所 掩 哉 。 〔此れ〕豈に仁賢の掩う所〔とならん〕や。
でしょうか。 『三国志』のこの文は、山口さんのご指摘を参考にまた後で考えさせていただきます。 山口さん、ありがとうございました。
- 226 名前:山口 投稿日: 2009/05/11(月) 15:38:58
- 筑摩『三国志』の訳の
>…。どうして仁者賢人に相手にされましょうぞ。」
の部分についての「掩」の解釈が理解できずに >「土でおおう」の意味とも思うのですが。
としたのですが、「土でおおう」⇒「(口を)おおう」を 前提としていました。私にはこの部分の訳は全く八頭さんの下記訳しかないように思います。
>どうして仁賢が口を閉ざす(沈黙する)ことがあるでしょうか。(必ず非難を受けるでしょう)
八頭さん、いつも有難うございます。
- 227 名前:八頭 投稿日: 2009/05/11(月) 20:46:35
- 山口さん、こんばんは。今日も暑かったですね。いつも私の素朴な疑問にお付き合いくださり、ありがとうございます。
『三国志』鐘会伝の訳、どうも難しいですね。 「掩口」(沈黙する、密かに嘲笑する)以外にも「掩悪」(悪いものを隠す)なども考えられ、悩まされます。
『晋書』向雄伝の問題の箇所ですが、動詞「為」が「資」を目的語にとるとき、「資」の意味は他にも ありました。例えば、「資」(資金、もとで)の場合です。
以…為〜之資 (「〜」は多く物がくるようです) …で〜のもとでとする、〜の費用とする、という文があります。 「嚢銭三千,以為車駕之資焉」(『晋書』食貨志)
すると、「資」の意味は一つに絞れませんね。下調べが足りませんでした。^^; 読書不足で、人が〜にくる例を他に知らないのですが、全く有り得ないわけではないと思います。 ただ、仁賢のもとでとなると、仁賢が車駕と同じ物扱いで、どうなのかな〜、 という気もします。役に立つ、という意味なら共通しています。 当時の人の比喩的表現なのでしょうか。それとも、これで普通の表現なのでしょうか。
何 必 使 雄 違 生 背 死 以 立 於 時 。殿 下 讎 枯 骨 而 捐 之 中 野 , 為 將 來 仁 賢 之 資 , 不 亦 惜 乎 。 (『晋書』向雄伝)
(試訳) なぜ、死者への恩義に背かせ、生者(故吏)の道義からも外れさせてまで、この私を生き長らえさせるのですか。 殿下が、死者の朽ちた骨にまで報復して、荒野にお捨てになることで、仁徳ある賢人を集める元手(資本)になさろうとするのは、 なんと残念なことでしょうか。
そんな残忍なことをすると、天下の仁賢が皆失望して隠遁してしまい、人材が集まってきませんよ、という意味でしょうか。 (向雄はこんな非道が行われるなら、自分は死んだ方がましだ、というぐらいに憤っています)
殆ど直訳で、訳が練れていませんが、全体の文の意味としては「資」(参考となる事実、記録、資料)より、 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 228 名前:八頭 投稿日: 2009/05/11(月) 21:07:40
- どのような訳ならば、司馬昭(当時、臣下でトップ級の人ですよね)の怒りをおさめ、説得できるのか、という視点も
必要かもしれません。 もし、語られた言葉がまずければ、向雄(当時は死んだ鐘会の旧部下)の首が飛んでいてもおかしくない状況ですよね。 だから、こういう場面は、あまり変な訳はできませんね。訳がまずいと臨場感が伝わらないか…。難しい…。
敵意すら抱いていた人が、一転して、相手を許し、宴を開き、仲良く?語り合ったというのですから、 相当含蓄があるか、胸にドキリとくる言葉だったはずです。
- 229 名前:BaTou 投稿日: 2009/05/12(火) 20:39:15
- >何 必 使 雄 違 生 背 死 以 立 於 時 。殿 下 讎 枯 骨 而 捐 之 中 野 , 為 將 來 仁 賢 之 資 , 不 亦 惜 乎 。
(『晋書』向雄伝)
『漢語大詞典』の「資」(参考となる事実、記録、資料)をよく見たら、「田横巨擘耳,猶為談者資」(元好問『学東坡移居詩』) とあります。田横は、秦末漢初の人物。「巨擘キョハク」は、「傑出した人物」という意味のようです。(「擘」は親指の意味)
「資」(資金、もとで)より、こちらの方が自然なのかもしれません。 骨を荒野に捨てることを、賢人登用の元手とする(実際はその逆という意味で)、という解釈は意味が通じにくいので、やはり、こちらに決定します。
(試訳) なぜ、死者への恩義に背かせ、生者(故吏)の道義からも外れさせてまで、この私を生き長らえさせるのですか。 もし、殿下が、死者の朽ちた骨にまで報復して、荒野にお捨てになれば、後世の賢人の笑いぐさとなるでしょう。なんと残念なことでしょうか。
細かいところですが、「仁賢」は「仁徳ある賢人」では長すぎるかもしれませんので、単に「賢人」としました。「資」は直訳だと分かりにくいので、思い切って「笑いぐさ」と意訳しました。 一字一句残さず訳せればいいのですが、そうすると、ガチガチの直訳になって、不自然で読みにくい文になってしまうでしょう。 向雄は既に鐘会を埋葬してしまいましたので、司馬昭が(墓を暴いて)骨を野原に投げ捨てるというのは、その時点では仮定の話になります。よって、「もし〜ならば〜だろう」としました。
しかし、あまり意訳ばかりすると、読む人に「この訳、本当に正確なのだろうか?」という疑問を抱かれるかもしれないので、難しいですね。 この場合、注に直訳が必要かもしれません。 際限がないので、これで一応止めておきます。
- 230 名前:123 投稿日: 2009/06/18(木) 10:48:13
- 殷捨能静 の意味をどなたか教えてください。
- 231 名前:名無晋書さん 投稿日: 2009/07/12(日) 13:06:31
- 積善之家厥福惟昌の意味をどなたか教えてください。
- 232 名前:吉田 投稿日: 2010/02/09(火) 16:41:48
- 一休和尚の詩だと思いますが、意味がわかりません。教えていただけましたら嬉しいです。よろしくお願いします。
屈平惠佩世伝芳 楚国詞人吟奥屯 海水不預言逆耳 泪羅江上送春香
3文字目の惠は くさかんむり が付きます。 よろしくお願いします。
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