- 1 名前:NASA ◆ICEAGEyUu. 投稿日: 2007/09/29(土) 02:39:25 ID:vS4XcYsQ
- とある国の、とある県の、とある街にあるありふれた一軒家。
そこに暮らす二人の若者がいた。
「早くしないと置いていきますよ!」
男性の声が玄関から至る部屋に響く。 直後にドタバタと二階から騒がしい足音。
「今準備終わったところだから!」
慌ただしく階段を下りる音と共に声の主が1階に姿を現わす。
「遅いですよ、ミールさん」 「ごめんごめん」
謝りながらも、ミールと呼ばれた女性は靴を履く。
「女性は準備に時間がかかるとはいえ、かかりすぎるのは……」
頭を掻きながらため息をつく。
「何か言った?」
威圧。ついでに鋭い視線が男性を刺す。
「いえ、何も」
付き合わされるこっちの身にもなってほしい、と言いかけたが、喉の奥へと追いやる。
「それだから説(ぜい)君は彼女できないんだよ、うん」
腕を組みながら一人で納得。 女性である立場から見た、説と呼ばれた男性がそこにはあった。
「馬鹿言ってないで、早く行きますよ!」
スルーの文句を言いつつも、玄関の扉を開け、向かうべき場所へと歩き始めた。
というわけで再開
- 41 名前:NASA ◆ICEAGEyUu. 投稿日: 2009/01/10(土) 05:31:28 ID:???
- 後日。
カリキュラムから騎馬戦が外されるようになったのは言うまでもない。 ミールに「騎馬戦無双」という謎の称号が与えられたのは言うまでもない。 では、言うまえでもあることとは何か。それは――
「僕はそんなに凶暴じゃないよ!?」
と、ミールが嘆いていたことである。 それでもミールが好きであるかは、各々の自由だ。
〜秋イベント、なげやりに消化〜
- 42 名前:NASA ◆ICEAGEyUu. 投稿日: 2009/01/10(土) 05:48:30 ID:qjRSYIhI
- 〜ある休日〜
何度目の日常だろう。
朝起きて、ご飯を作り、皆で食卓を囲む。
そして、特に何をするでもなく正午になるのを待ち、昼ご飯をヴェロシティと作る。
ご飯を皆で食べ、冷蔵庫の中身を見てから買出しへ行き、晩ご飯をヴェロシティと作る。
ご飯を食べ終わり、風呂へ入り、弁当の中身を考えてから就寝。
日常に飽きてるわけではない。むしろ、このまま平穏に過ごしたい。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 43 名前:NASA ◆ICEAGEyUu. 投稿日: 2009/01/10(土) 06:02:03 ID:???
- 「説く〜ん……」
ミールさんが寝ぼけながらも二階から降りてくる。
「おはようございます、ミールさん」
キッチンから朝の挨拶。これも何度目だろうか。 毎日のように――いや、同じ屋根の下で暮らしているのだから、毎日言っていなければおかしいか。 ベーコンエッグをフライパンから掬い、レタスとキュウリ、トマトが盛ってある皿へと移す。
「おはよう〜……って、昨日言いそびれたことがあるんだけど……」
言いそびれたこと? 一体なんだろうか。 疑問に思いながらも、食卓に朝食のおかずが盛ってある皿を置く。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 44 名前:NASA ◆ICEAGEyUu. 投稿日: 2009/01/10(土) 06:26:37 ID:qjRSYIhI
- 朝食が済み、後片付けをした後にシャワーを浴び、居間でのんびりと過ごす。
のんびりとしている間はコーヒーを片手に、朝のニュースを見る。 これも休日ならではの常だ。 面白いニュースをやってるわけでもない。 芸能人が時事ネタで騒ぐような番組を見ながら、怠惰に過ごす。 学生兼主夫のような生活を送っているわけだから、このような時を過ごすのは貴重とも思える。 しかし、この貴重ですら日常。 価値観がおかしいと言われても、無理はないような気がしてくる。 まぁ、おかしいのは今に始まったことではないが。
「そういえば」
思考よりも気になることが一つあることを思い出した。
「ミールさんの言いそびれたことって、一体なんだろう……」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 45 名前:隣りの名無しさん 投稿日: 2009/01/11(日) 09:05:08 ID:sKQDwh6U
- な、なにごとか!?
- 46 名前:隣りの名無しさん 投稿日: 2009/01/11(日) 19:58:13 ID:???
- ミールさんが消えちゃうのかと思って焦ったぜ
- 47 名前:隣りの名無しさん 投稿日: 2009/03/30(月) 01:17:15 ID:fdQ9YI5I
- 「やっぱりこういうオチなわけですか」
と、右手に持つのは買い物袋。 主に衣類が入っており、デートというよりもただのショッピング。 いや、傍から見てみるとデートに見えるかもしれない。
「僕に彼氏はいないし、男の人と二人きりで出かけるのはそうそうないからさ」
「だからと言って『デート』するなんて言わないでください」
「ごめんね」
正直、ミールさんに『デート』しようと言われたときは驚いた。 学校では容姿端麗、成績優秀と謳われ、ファンクラブが在ってもおかしくはないほどだ。 それほどの存在である彼女、ミールさんから (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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