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国際関係・安全保障論

1 名前:■とはずがたり 投稿日: 2003/01/22(水) 12:15
経済畑出身の私の鬼門,外交・安全保障を考える。
適宜,憲法談義・世界経済等もこちらで。

1830 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/11(月) 22:43:03
>>1827
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000078-san-int
人間の盾378人死亡 スリランカ 非戦闘地域で砲撃
5月11日7時57分配信 産経新聞

 【ニューデリー=田北真樹子】スリランカからの報道によると、同国の反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)が支配する、北東部ムライティブ周辺の非戦闘地域で、9日夜から10日にかけて激しい砲撃などがあり、少なくとも住民378人が死亡、1100人以上が負傷した。

 1980年代から続く同国の内戦でも、1日にこれだけの住民が犠牲になるのは異例。国際社会から懸念の声が高まるのは必至で、政府の今後の軍事作戦にも影響を及ぼしそうだ。

 被害状況については、同地域で活動する政府の医師が10日、AP通信と英BBC放送に証言した。

 LTTE寄りのニュースサイト「タミルネット」は、スリランカ軍が砲撃など重火器による無差別攻撃を行い、1200人以上の死亡が確認されたと主張。これに対し軍は、重火器を使った攻撃は否定し、砲撃を行ったのはLTTE側だとしている。軍はメディアや国際機関の立ち入りを禁止しており、正確な状況を把握するのは不可能だ。

 軍はムライティブ周辺の約4平方キロ内の地域にLTTEを追い詰め、内戦は最終局面を迎えている。これに対し、LTTE側は「人間の盾」として利用するため多数の住民を引き連れて移動。4月下旬以降、10万人以上の住民が脱出を果たしたが、依然として約5万人がLTTEに捕らわれているとみられている。

 国連児童基金(ユニセフ)は「多数の子供が犠牲になる恐れがある」として軍の攻撃停止を要請。スリランカ政府は4月末、住民の解放を優先させ、重火器などによる砲撃を中止すると表明していた。最大の援助国である日本の明石康・政府代表も今月2日、スラジャパクサ大統領とコロンボで会談し、に人道的配慮を最優先するよう求めている。

1831 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/12(火) 21:18:59
http://mainichi.jp/select/world/news/20090512dde007030035000c.html
米オバマ政権:アフガン司令官更迭 駐留米軍増派で対立
 【ワシントン及川正也】ゲーツ米国防長官は11日の記者会見で、アフガニスタン駐留米軍トップのマキャナン司令官を更迭したと発表した。オバマ政権は軍事力だけでは勝利できないとのアフガン新戦略を示しているが、マキャナン司令官は軍事力重視の姿勢を維持しており、交代はやむを得ないと判断した。後任には統合参謀本部部長で、陸軍特殊作戦部隊「グリーンベレー」を率いた経験があるマクリスタル陸軍中将をあてる。

 駐留米軍は今秋には6万8000人規模に達する見込みだが、マキャナン司令官はさらに10年にも米軍1万人の追加増派を求めており、それ以上の増派に慎重な姿勢を示しているゲーツ長官と対立していたとされる。

http://www.asahi.com/international/update/0512/TKY200905120080.html
アフガンの米軍司令官更迭 治安悪化止まらず
2009年5月12日10時57分

 【ワシントン=望月洋嗣】ゲーツ米国防長官は11日、アフガニスタン駐留米軍のマキャナン司令官(陸軍大将)を、特殊部隊出身のマクリスタル中将と交代させると発表した。マキャナン司令官は在任11カ月。通常の任期は1年半〜2年で、事実上の更迭とみられる。

 オバマ政権は、国際テロ組織アルカイダとの主戦場とみなすアフガン戦略に力を入れているが、隣国パキスタンも含めて治安の悪化に歯止めがかからず、泥沼化を懸念する声が出ていた。アフガン訪問から帰国したばかりのゲーツ氏は、現司令官に「問題があったわけではない」と断った上で「新戦略に対する新鮮な視点やアプローチが必要と考えた」と説明した。

 マキャナン司令官は今年2月、オバマ氏が米軍1万7千人のアフガン増派を決定した直後の会見では「09年は困難な年になる」と、さらなる増派の必要性を訴えていた。

 後任に指名されたマクリスタル中将は特殊作戦に精通しており、06年6月に米軍がテロ組織「イラク・アルカイダ機構」幹部のザルカウィ容疑者を殺害した作戦で功績をあげたとされる。

 ゲーツ氏は補佐役となる副司令官のポストも新設し、アフガンでの経験が長いロドリゲス中将を指名した。

1832 名前:とはずがたり 投稿日: 2009/05/14(木) 17:04:10
北へ。の国から
この世界の難易度はいつも "real"
2009年03月27日
だから、無意味に煽るなと 北の「人工衛星」
http://yukikaze.otaden.jp/e29168.html

1833 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/16(土) 12:17:22
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905150025.html
パキスタンのムシャラフ前大統領、政界復帰を示唆
ワシントン(CNN) 連立与党内の弾劾決議の動きを受け昨年8月に辞任していたパキスタンのムシャラフ前大統領は15日までに、法律が許せば、政界に復帰する考えがあることを示唆した。CNNとの会見表明した。


パキスタンでは、公務員退職後2年間は選挙への立候補を禁止されているが、同氏の場合、陸軍参謀長辞任から2年たつ今年11月には切れる。


同氏は、この禁止期間が切れた後、直ぐには政治的な活動を再開する考えはないと指摘。しかし、前大統領を支えてきた政党が大統領選への出馬を促せば、検討することも有り得ると述べた。


ムシャラフ氏は1999年10月、当時のシャリフ首相によるムシャラフ氏の陸軍参謀長職解任を巡って起きた軍の無血クーデターで権力を掌握。01年6月に大統領に就任した。しかし、クーデターによる政権掌握や非常事態宣言などが憲法侵害に問われて求心力を失い、反大統領派の連立内閣を支える人民党やイスラム教徒連盟シャリフ派など4党が大統領弾劾の圧力を強めて辞任に追い込まれていた。

1834 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/16(土) 12:24:26
>>1790-1791
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200905160002o.nwc
ソマリア内戦激化、治安回復 鍵握る暫定政府
2009/5/16

 ソマリアの暫定政府と反政府武装組織との戦闘が激化し、10日以降の3日間で少なくとも113人が死亡、2万7000人以上が難民となった。

 4月末にエリトリアから帰国した反政府指導者アウェイス氏は、アハメド暫定大統領との交渉を拒否していた。アウェイス氏とアハメド暫定大統領は、エチオピア軍の侵入で崩壊した「イスラム法廷連合」以来の盟友だが、「ジブチ合意」による統一政府樹立で意見が対立し、たもとを分かった。アウェイス氏はイスラム過激派武装組織「アルシャバブ」やイスラム強硬派政党「ヒズブル・イスラム」との連携を示唆していた。

 4月23日には、ブリュッセルでソマリアの治安強化のための国際会議が開かれ、2億1300万ドル(約204億円)以上の援助が決まった。国連と援助国は、ソマリア統一政府と「アフリカ連合(AU)ソマリア平和維持部隊(AMISOM)」の治安部隊を支援すれば、首都モガディシオや中部・南部の治安が改善すると期待している。

 しかし、現在、統一政府とAMISOMはアルシャバブやヒズブル・イスラムに忠誠を誓う反政府勢力から攻撃を受けており、中部・南部の治安状況は悪化したままだ。

 国際部隊や援助機関が活動するソマリアは北部を除けば、アフガニスタンやイラクよりも危険だ。2007〜08年に、治安は急激に悪化し、今年1月末にアハメド暫定大統領が就任してからも、状況は改善していない。

 アハメド大統領が、アルシャバブは無理としても、ヒズブル・イスラムの一部との対話にこぎ着け、地元志向の強い武装勢力指導者を統一政府の加わるよう説得できなければ、AMISOM強化のための国際支援の約束は、限定的な効果しか持たないだろう。ソマリアの治安改善は、第一義的には、AMISOMや国際援助ではなく、統一政府にかかっている。

1835 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/17(日) 13:31:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20090517k0000m030119000c.html
スリランカ:大統領「勝利宣言」内戦25年終結へ
 【ニューデリー栗田慎一】スリランカのラジャパクサ大統領は16日、北東部に追い詰めていた少数派タミル人の反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)を制圧したとして、事実上の勝利を宣言した。政府軍関係者は同日、毎日新聞に対し、LTTE支配地域での軍事作戦を終え、残党の捜索を続けていると語った。25年以上にわたる内戦はほぼ終結したが、戦闘から逃れたLTTE幹部らがゲリラ戦を継続する恐れもある。

 政府関係者によると、ヨルダンを訪問中のラジャパクサ大統領は16日、「LTTEは完全に壊滅された。政府軍は全土を掌握した」と述べた。その上で「テロを制圧した指導者としてスリランカへ帰る」と述べ、17日の帰国後、正式に勝利宣言する考えを示した。

 政府軍は16日までに、海上への逃げ道を封じるため、LTTEの最後の拠点だったムライティブ北部周辺の海岸線をほぼ掌握。軍関係者によると、15日夜には、インド方面へ船で家族らと逃げ出したLTTEナンバー2のフーセイ海軍司令官を拘束していた。

 LTTEによって「人間の盾」にされていた「最大5万人」(国連推計)の安否が心配されている。国際社会の懸念を無視して軍事作戦を強行した政府には改めて非難の声が集まりそうだ。

 政府軍は14日から、約3平方キロにまで狭まっていたLTTE支配地域への最終攻撃を本格化。潘基文(バンギムン)・国連事務総長らは民間人保護を優先するため、停戦を求めていた。

 LTTEは72年、多数派シンハラ人主導政府からの分離独立を掲げる、北東部のタミル人らによって結成された。政府は、飛行機や小型潜水艦、重火器も所有するLTTEを「世界最強のテロ組織」と呼んだ。

 政府とLTTEは80年代後半から停戦と戦闘を繰り返したが、05年に対LTTE強硬派のラジャパクサ大統領が就任するとLTTEも戦闘強化。昨年1月に停戦は破棄された。

 スリランカ情勢は、インド下院総選挙にも影響された。スリランカ・タミル人と同じ民族が住むインド南部タミルナド州の地方政党が、インド国民会議派を中心とする与党連合と組み、スリランカ政府に圧力をかける可能性があった。このため、スリランカ政府内では早期の軍事制圧を求める声が高まっていた。

 ◇ことば スリランカ内戦
 多民族国家スリランカで83年、多数派シンハラ人を中心とした政府と、独立を主張する少数派タミル人武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の間で始まった。死者は7万人以上、海外脱出者や国内避難民は計100万人以上とされる。背景には、48年の英植民地からの独立後、政府が当初進めたシンハラ語の公用語政策や、進学や就職でのタミル人への差別があった。

1836 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/17(日) 20:35:15
>>1828
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090516-OYT1T00030.htm
ローマ法王、無念の帰国…中東歴訪は各地で不評に
 【エルサレム=松浦一樹】ローマ法王ベネディクト16世は15日、8日間にわたった中東歴訪を終え、帰国の途に就いた。


 カトリック教会の長として、ユダヤ教徒やイスラム教徒との「宗教間の橋」をかける狙いの外遊だったが、ホロコースト(ユダヤ人虐殺)を巡る発言が「不十分」と酷評されるなど、法王にとっては苦渋の旅となった。

 歴訪について、イスラエルのメディアの論調は総じて冷ややかだった。15日付エルサレム・ポスト紙は「法王は冷たく、距離を感じさせた。ドイツ人法王に対するユダヤ人の不信を和らげる言葉や行動がもっとあってよかった」と報じた。

 最も問題視されたのは、ホロコースト記念館ヤドバシェムを訪れた際に、法王が「恐ろしい悲劇だった」と述べるにとどまったこと。責任や謝罪に踏み込まなかったことへの反発は激しく、法王庁が「誠実な言葉がなぜこれほど批判されるのか、理解に苦しむ」(ロンバルディ報道官)と不満を漏らすほどだった。

 パレスチナでは、法王が昨年末からイスラエルの攻撃を受けたガザ地区への訪問を見送ったことに失望が広がった。11日に東エルサレムで開かれた宗教対話会議では、パレスチナのイスラム教指導者が「法王はイスラエルのガザ攻撃を非難すべきだ」と予定外のアジ演説を行い、対話が打ち切られる一幕もあった。法王は15日、テルアビブ近郊の空港で「ホロコースト記念館を訪れ、心が引き締まった」と別れのあいさつをした。だが、歴訪を通じ、他宗教との間に深い溝が残ることを思い知らされ、今後も関係修復の努力を強いられることになりそうだ。

(2009年5月16日03時52分 読売新聞)

1837 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/17(日) 23:58:13
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090517-OYT1T00615.htm
解放のトラ制圧、コロンボは祝勝ムード…民族和解の難問も
 【コロンボ=佐藤昌宏】スリランカの少数派タミル人反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)掃討作戦が実質的に終了したのを受け、最大都市コロンボは17日、大統領の支持者らが街頭で爆竹を鳴らし、国旗を掲揚するなど祝勝ムードに包まれた。


 ただ、タミル人住民の反応は複雑で、今後、和平定着のカギとなる復興と民族和解の多難さもうかがわせる。

 コロンボを南北に走る「ゴール通り」には、17日朝から市民が国旗を掲げ、歩道には爆竹の破片が散乱した。コロンボ南部のタミル人居住区も同様だ。住民の多くは現在、政府支持とされ、商店が軒先に国旗を掲揚していた。

 ただ、ヒンズー教寺院の催しに来ていたハリーさん(39)は「政府が行った掃討が正しいと言い切れるのは今日まで。明日から我々タミル人に対する不公平な扱いをどう是正するのか、厳しく注目したい」と語った。LTTEの事実上の敗北について尋ねると、途端に顔を背けたり、聞こえないふりをする人も多くいた。

 軍、警察は、LTTE残党による自爆テロなどを警戒し、コロンボ市内の政府関連施設を中心に検問所を設けて警備を強化。タミル人居住区内の幹線道路上には、数十メートルおきに検問所を設け、他地域より明らかに警戒の度合いは高い。

 ラジャパクサ大統領は16日、ヨルダンでLTTE制圧を宣言した際、「スリランカに平和と発展の機会が訪れた」と述べ、内戦で破壊された北部と東部のタミル人が多く住む地域の復興を優先する考えを強調した。政府は将来、憲法を改正してタミル人地域への権限移譲を進めるなどして民族間の融和を図る方針だ。

 しかし、現政権は、LTTE掃討作戦で大規模な砲撃や空爆もためらわず、最終局面では「人間の盾」となった市民の犠牲も出たことから、シンハラ、タミル両民族間の不信感は一層増幅されている可能性がある。

 復興面でも、軍事制圧を急いだスリランカ政府に対する国際社会の批判は続いており、支援の足並みがそろわない懸念もある。

(2009年5月17日21時39分 読売新聞)

1838 名前:とはずがたり 投稿日: 2009/05/18(月) 01:02:39
>>1836
ベネディクト16世は保守的ですからね。

1839 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/18(月) 01:05:07
http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY200905170116.html
スリランカ、LTTEが敗北宣言「苦い結末に終わった」
2009年5月17日21時1分
 【コロンボ=武石英史郎】スリランカ北部で多数の民間人を「人間の盾」にして立てこもる反政府武装勢力タミル・イーラム解放の虎(LTTE)は17日、「戦いは苦い結末に終わった」と敗北を認める声明を出した。これに先立ち、政府軍は「民間人を全員解放した」と発表。LTTEの敗北声明後も包囲を狭めて攻勢を強めており、完全制圧を目指す構えだ。

 敗北声明は、LTTEに近いウェブサイト「タミル・ネット」が同日午後、LTTEの報道担当者のものとして掲載した。「わが人々を殺害するための敵(政府)の言い訳をできなくする最後の選択肢として、武器を置くことを決断した」としている。

 政府軍によると、LTTEとの戦闘は夜を徹して断続的に続いた。同日未明、LTTEは6隻のボートでラグーン(潟湖)に面した政府軍陣地を襲撃し、包囲の突破を試みたが、政府軍の反撃に遭い、約70人が死亡した。

 政府軍は逆に攻勢を強め、同日午前には「民間人全員を解放した」と発表。LTTEに対する包囲を長さ600メートル、幅400メートルの範囲にまで狭めた。LTTEの敗北声明が出された後も、政府軍の報道官は「信用できない。LTTEはまだ数百人は残っており、戦闘は今も継続中だ」と述べ、一気に制圧する構えを崩していない。

 ロイター通信は政府軍筋の話として、LTTEの指導者プラバカラン議長のものとみられる遺体が見つかり、確認を急いでいると報じたが、政府軍当局者は事実関係を否定している。LTTEが、最後には集団自殺を図るという見方も政府軍筋から出ている。

 「盾」になっていた民間人について政府軍は、攻勢を強めた14日から17日の「全員解放宣言」までの間に6万3千人が脱出したとしている。国連は5万〜10万人が取り残されているとしていた。

 政府は報道機関や援助関係者の現場への立ち入りを認めておらず、唯一現場で活動していた赤十字国際委員会(ICRC)も今月9日を最後に現地入りを断念している。政府側の発表以外に、戦火にさらされたとみられる民間人について情報がない状態が続いている。

1840 名前:とはずがたり 投稿日: 2009/05/19(火) 09:20:55
今こそタミル人に寛容な政策を。
イギリスはタミル人をスリランカに移住させた責任を取ってカネだせ。

スリランカ:内戦が終結 政府軍「LTTE議長を殺害」
http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20090519k0000m030068000c.html

 【ニューデリー栗田慎一】スリランカ国営テレビは18日、少数派タミル人の反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)最高指導者、プラバカラン議長(54)が「政府軍に殺害された」と伝えた。政府軍も同日、「国内全土を掌握した」と戦闘の完全終結を宣言。25年以上に及んだ内戦は、7万人以上の死者を出して終結した。

 カリスマ的指導力で反政府闘争を率いたプラバカラン氏の死亡で、LTTEの壊滅は確実となった。一方、ラジャパクサ大統領は19日午前、国会で「重要な演説」を行う。正式に勝利を宣言し、新しい国づくりに向けて民族間の和解を訴える。

 LTTE系列のウェブサイトは17日、「戦いをやめた」と宣言して対話開始を求めたが、政府は「包囲された幹部の命ごい」と一蹴(いっしゅう)。北東部の最後のLTTEろう城地域を包囲し、深夜に制圧作戦を開始した。

 国営テレビによると、このろう城地帯から18日未明に脱出を試みた救急車を政府軍が砲撃。大破した車内からプラバカラン氏らの遺体が見つかった。政府軍広報官は「18日までにほぼ全幹部の遺体を回収した」とし、政府が25年ぶりに全土を掌握したと述べた。

 LTTEは、多数派シンハラ人主導の政府に反発した同氏が72年に設立した青年組織「タミルの新しいトラ」(TNT)を母体にして76年に発足させた武装組織。世界各地にタミル人ネットワークを築き、豊富な資金力で重火器類や航空機、船舶、小型潜水艇などを保有。「世界最強のテロ組織」と呼ばれた。

1841 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/22(金) 23:37:08
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090522rky00m040006000c.html
嘉手納基地:70デシベル超131回 外来機増え訓練激化
 【嘉手納】米空軍嘉手納基地で21日、F15戦闘機やFA18戦闘攻撃機などがアフターバーナーを使って相次ぎ離陸。午前中だけで100デシベル(電車通過時の線路わきに相当)を超える騒音が嘉手納町屋良で17回も記録され、同基地周辺は朝から轟音(ごうおん)にさらされた。さらに、在韓米空軍基地所属のF16戦闘機12機が事前連絡もなく飛来した。

 同町の「基地被害・苦情110番」には住民から「我慢できない」「いらいらする」などと苦情が相次いだ。同町屋良に住む女性は「爆音がうるさくて我慢できない。悪臭もひどく窓を開けられず熱くていらいらする」と苦情を訴えた。

 同町基地渉外課によると、同日午後5時までの騒音発生回数(70デシベル以上)は同町屋良で131回を記録。2008年度の1日平均騒音発生回数の108回を大きく上回った。同課は「朝から100デシベルもの騒音が何回も記録されるのは異常事態」と話した。

 嘉手納基地では4月から米軍岩国基地のFA18戦闘攻撃機が続々と飛来。21日現在、確認されているだけで17機のFA18が駐留しており、周辺自治体、住民は騒音被害の深刻化を訴えている。

 F16戦闘機の飛来について、米軍基地の監視行動を続ける市民団体「リムピース」の頼和太郎氏は「F15やFA18との共同訓練の可能性もあるが、沖縄近海にある訓練空域での実弾訓練を行うために来た可能性が高い」と指摘。さらに「海兵隊所属のFA18が駐留している中、F16が飛来するのは珍しい」と話した。

(琉球新報)

2009年5月22日

1842 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/22(金) 23:41:54
http://mainichi.jp/select/world/news/20090522dde007030003000c.html
スリランカ:内戦終結 「盾」避難民、心身に傷 キャンプ、環境悪化深刻
 ◇国際機関日本人職員、救援訴え
 【コロンボ栗田慎一】「幼い子供たちも笑わないのです」。スリランカ内戦の避難民に日本の救援物資などを届けるため、21日に北部のマニク避難民キャンプに入った国際機関「国際移住機関」(IOM)職員の大野拓也さん(35)=大阪府吹田市=は、毎日新聞の電話取材に訴えた。「人間の盾」にされていた多くのタミル人たちが、最後の戦闘で家族を失い、心身ともに傷ついているという。気温が40度に迫る中、毎日数千人がたどり着き、衛生環境の悪化も深刻だ。

 祝賀ムードにわく主要都市コロンボから自動車で約5時間。同じ国とは思えない光景が大野さんの目の前に広がった。

 食料を求めて並ぶ500メートルの列。だれもが汚れた衣服に身を包んでいる。同僚スタッフは、避難民たちの体臭のすさまじさにせきこんだ。おなかがせり出た妊婦は「6日間何も食べていない」と言った。手にした小さなランチボックスを家族5人で分け合った。

 内戦が終わる5日前に現地入りした時、3区画だったキャンプは4区画目が軍によって整地され、避難民は12万人を超えていた。4区画目には、最後まで「盾」となった5万人のうち約1万人が収容されていた。各テント(約18平方メートル)には2〜3家族15人前後が身を寄せ合っている。

 最後まで残る決断をした母親がいた。子供3人と脱出を試みた時、反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)に見つかり、「長男を置いていけば認める」と言われた。10代半ばの長男が兵士にされると直感した母親は、脱出を断念したという。

 くぼ地に兄と姉の計4人で潜んでいた20代前半の男性は、政府軍が制圧する直前、砲弾が近くで爆発し、1人だけ生き残った。どちらの攻撃かは分からないが、「LTTEに反撃の余力はなかった」と言った。自分だけが水や食べ物を手にしていることに罪悪感を感じているという。

 大野さんは04年12月のインド洋大津波の3カ月後、IOMの短期職員としてスリランカに入った。大学院を修了し、就職までの研修のつもりだったが、被災者の喜ぶ顔が見たくなり、正規職員の道を選んだ。40人の地元職員を部下に、スリランカ支援を続ける。

 「この国の子供はよく笑う。しかし、キャンプの子供たちは笑わない。この4年間に暴力は激しさを増し、多くの人たちが家族や親類を失った。心の傷を癒やす方法も考えていかなければならない」と大野さんは語った。

1843 名前:千葉9区 投稿日: 2009/05/24(日) 21:06:56
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200905240017.html
心の傷がいえる日は?――アフガン唯一の精神病院を訪ねて
カブール(CNN) 小さな古びた建物の中に、戦火に傷ついた魂たちが横たわっていた。ここは、アフガニスタン国内で唯一の精神病院。患者たちの心の傷がいえる日は、いつになったら訪れるのだろう。


わずか62床の病床、慢性的な医薬品不足。医師たちの報酬は1日約300円にも満たない。病棟では、ベッドに横たわったまま身動きもしない患者や、廊下をあてもなくさまよう患者の姿が目につく。


30年にも及ぶ戦争状態は多くの命を奪ったたけでなく、国民の心も破壊した。「アフガン人の10人に7人は、うつ病や不安神経症、トラウマ(心的外傷)などを抱えている」――副院長のナジブ博士はそう語る。この病院で治療が受けられるのは、ほんの一握りの「幸運」な人々にすぎない。


匿名のまま取材に応じた女性患者(18)は、12歳の時にロケット弾攻撃を目の当たりにした。それ以来、血しぶきと死のイメージが頭から離れない。「ほかの人をやっつけたいとは思わない。ただ自分を傷つけたいの」――顔をスカーフで覆ったまま、女性は打ち明けた。「屋根から飛び降りて、自分を壊してしまいたい。血だらけになった自分の手や体を、いつも思い浮かべているわ」


別のベッドに横たわる女性は、絶えず意味のない言葉をつぶやき続ける。枕元に付き添う兄弟が、時折手を握ったり、髪を優しくなでたりしていた。女性は2カ月前、米軍の空爆で4人の子どもを失ったばかり。恐ろしい事実を受け入れることができず、子どもたちはまだ生きていると信じている。付き添いの男性は「悪いのはもちろん米国人だ。調理のために火を起こしていただけなのに、テロリストと誤認して爆弾を落としてきたんだ」と、怒りをぶちまけた。


続いて訪れた男性用の病棟にも、無気力と諦めだけが充満していた。グルミルさん(24)には仕事も妻子も、将来の希望もない。これからどうするのかと尋ねても、肩をすくめるばかり。傍らの母親に、男性がどんな毎日を過ごしているのかを問うと、母親は床の上にじっとうずくまってみせた。息子はもう回復しないのではないか、と母親は不安そうにため息をつく。


いつの日が戦いが終わっても、心の傷は何世代にもわたって人々を苦しめ続けるだろうと、医師たちは口をそろえる。アフガンに平和が訪れ、人々が心の平安を取り戻す日までの道のりは、果てしなく遠い。

1844 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/05(金) 21:48:37
http://mainichi.jp/select/world/news/20090606k0000m030090000c.html
レバノン:総選挙7日投票 焦点は反米親シリア派の消長に
 【カイロ和田浩明】レバノン国民議会(1院制128議席、任期4年)選挙の投票が7日行われる。焦点は、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラなどの反米親シリア派連合が、与党の親米反シリア派連合を逆転するかだ。親米と反米に割れたキリスト教勢力の戦いぶりが、結果を左右するとみられている。

 レバノンは周辺国が影響力強化で競い合う「中東の縮図」と言われる。ヒズボラを支援するシリアやイランの勢力拡大を警戒する米国は、事前にバイデン副大統領やクリントン国務長官を送りこみ、援助の減額をちらつかせて外部の介入を強くけん制した。一方で、イランのほか、親米のサウジアラビアがそれぞれの支持候補に多額の資金を投入、「代理金権選挙」の様相を呈しているとの現地からの報道もある。

 18宗派が入り組むモザイク国家レバノンの議会は、各宗派に議席が割り当てられている。自らの宗派に投票する有権者が多いため、議席の多くが投票前に事実上確定しているが、今回はキリスト教系勢力が分裂しており、支持者が浮動化している側面がある。

 親米勢力は「3月14日連合」の名称で知られ、05年2月のハリリ前首相暗殺事件が引き金となった反シリア感情の波に乗って政権を獲得した勢力が中心。ハリリ氏の息子サード氏率いる「未来運動」(イスラム教スンニ派)やドルーズ派系の社会進歩党、キリスト教マロン派などのレバノン軍団党などが構成する。保有議席数は68。

 反米勢力「3月8日連合」は親シリアのヒズボラ、アマル(シーア派)、自由愛国運動(マロン派など)などから成り、計56議席。

 ヒズボラは06年のレバノン紛争でイスラエルの猛攻に屈しなかったと受け止められて支持を広げたため、今回の選挙で反米勢力が上回るとの世論調査がある。

 しかし、仮に選挙で勝利しても、組閣は難航する見通しだ。特に、シーア派のヒズボラが発言権を増した環境で、レバノンではスンニ派に割り当てられている首相の人選が困難とみられているからだ。「どちらが勝っても、政情は不安定化しそうだ」(地元紙記者)との見方もある。

1845 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/05(金) 21:50:13
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200906040010o.nwc
アフガン大統領選 カルザイ氏優位 政情安定も米の影響力低下
2009/6/4

 アフガニスタンのカルザイ大統領は1日、8月20日の大統領選に向けて主要2政党党首からの支持を取り付けた。

 そのうちの一人はハザラ人を中心とする統一党の党首、ムハンマド・モハケック氏だ。同氏からの支持を得たことで、カルザイ大統領はハザラ人社会での強い支持基盤を獲得したことになる。

 もう一人はウズベク人を主体とするイスラム民族運動の党首、サイード・ヌルッラー氏。同党はウズベク人軍閥のアブドゥル・ラシッド・ドスタム氏によって設立された。

 両党はかつて有力政治家が結集した唯一の全国政党「国民戦線」の一部だったが、同党の勢力は弱まりつつある。

 カルザイ大統領は、選挙の延期という不利な状況を乗り越えたうえ、反大統領派による非難の回避にも成功した。反大統領派は、カルザイ大統領が国家機関において支配力を発揮しており、地方政府職員を通じて反対陣営に圧力をかけるなど、不利な立場に立たされることから反発していた。

 今回の大統領選では反対陣営もカルザイ大統領の再選を見込んでおり、カルザイ氏優位での展開が予想される。これによりアフガニスタンの政情安定化は進むが、軍事支援の見返りにテロ対策の協力を求める戦略を打ち出している米国の影響力は、その勢いを失う公算が大きい。

1846 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/08(月) 21:19:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20090609k0000m030072000c.html
レバノン:親米与党が総選挙勝利 野党との連立も模索
 【ベイルート和田浩明】7日投開票されたレバノン国民議会(128議席、任期4年)の選挙で、与党の親米反シリア派連合は8日、優勢が伝えられていたイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラなどの反米親シリア派連合を抑えて過半数を確保し、勝利した。しかし与党側の獲得議席数は重要法案の議会通過に必要な3分の2に届かず、今後の焦点の組閣では、野党連合の構成勢力との連立模索が必要になりそうだ。

 内務省によると、与党側は71議席、野党側は57議席を獲得。投票率は54.8%で「過去最高水準」(同省)となった。連立協議は、閣僚ポスト配分や野党側が保持していた実質的な拒否権の扱いで混乱し、長引く可能性もある。

 イスラム教やキリスト教の18宗派が入り組むレバノンは、議会の議席や政府の主要ポストが宗派ごとに割り振られる。国民議会議長(イスラム教シーア派)は今月中に招集される予定の新議会で現職のベリ氏が留任する見通し。スンニ派の首相は、議員の推薦に基づきスレイマン大統領(キリスト教マロン派)が指名、組閣を要請する。今回の選挙結果を受け、与党連合を率いるサード・ハリリ議員(39)は主要候補の一人となった。

 ハリリ氏は8日、「勝者は民主主義でありレバノンだ」と勝利宣言。野党側との連立を模索する姿勢を示した。同氏は、05年2月に爆殺されたラフィク・ハリリ元首相の次男。

 ロイター通信によると野党側幹部も敗北を認めた。事前に「やや優勢」との世論調査もあった野党連合は、与野党に分裂したキリスト教勢力の支持票を取り込み切れなかった模様だ。

 人口約400万人の小国レバノンは、シリアやサウジアラビア、イランなどの周辺国や米国の影響力争いの場で「中東の縮図」とも言われる。中東和平交渉再開を目指す米オバマ政権は、シリアやイランの支持を受けイスラエルと敵対するヒズボラの勢力拡大を警戒。選挙前にバイデン副大統領を送り込み、選挙結果次第でレバノンへの援助を再考する意向を明示していた。

1847 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/09(火) 21:33:49
http://www.asahi.com/international/update/0608/TKY200906080328.html
レバノン総選挙、テロ犠牲議員の子ら続々当選
2009年6月8日21時43分

 【ベイルート=田井中雅人】レバノン内務省は8日、7日に実施された国民議会選挙(総選挙、定数128)の開票結果を発表した。欧米や親米アラブ諸国が支援する与党勢力が過半数の71議席を確保し、シリアやイランが支援するイスラム教シーア派組織ヒズボラなどの野党勢力の57議席を上回った。

 反シリア派与党勢力を率いるサード・ハリリ氏は8日未明に勝利宣言。野党側との挙国一致内閣づくりに移る。シニョーラ内閣から閣僚を引き揚げて国会を機能不全に追い込んだ野党ヒズボラや、激しい与党批判を繰り広げたキリスト教系野党「自由愛国運動」のアウン党首の処遇がカギを握りそうだ。昨年5月に与野党支持者80人以上が死亡した武力衝突でヒズボラが首都を「制圧」した事態を受け、与党は野党側に国政の「拒否権」を握れる閣僚ポストの3分の1以上を与えてきた。新内閣でもこの扱いを踏襲するかどうかが焦点だ。

 反シリア派のラフィク・ハリリ元首相の暗殺をきっかけに、前回05年の総選挙で勝利した元首相の次男サード氏ら反シリア派与党勢力は、今回の選挙でもシリアの関与が疑われるテロの犠牲になった議員らの子供たちを立候補させる「弔い合戦」を展開し、野党勢力との激戦を制した。

 最激戦区の一つ、東ベイルート・アシュラフィーエ地区で初当選したナイラ・トゥエイニ氏(26)は、朝日新聞の取材に「父の遺志を継ぎ、戦闘のない、自由で独立した国づくりに力を尽くしたい」と語った。父ジュブラン氏は有力紙の社長兼編集長として反シリアの論陣を張り、前回の選挙で初当選してまもなく爆弾テロの犠牲になった。

 ただ、国民の多数を占める若者の間には、こうした「世襲議員」が幅をきかせる国政の現状に不満を持つ人も多い。大学生ワシム・アラメさん(24)は「政治家の子や孫があとを継ぐだけのファミリービジネスには関心がない。投票には行かなかった。僕たちにとっては、就職すら難しいのに」とあきらめ顔だ。

 アウン氏ら野党側は、こうした大衆の不満を背景に、大富豪でもあるサード氏ら与党側の「腐敗」を追及する姿勢を示して支持を広げた。

 フランスの委任統治を経て独立し、18もの公認宗教・宗派が共存する「モザイク国家」レバノンでは、大統領をキリスト教マロン派、首相をイスラム教スンニ派、国会議長をシーア派が務める不文律がある。また、キリスト教徒とイスラム教徒が争った内戦(75〜90年)の教訓から、国会議員の議席を両教徒で等分するなど、独自の権力分散システムをとる。ただ、著しい人口増加が続くシーア派内には、正当な政治参加が認められていないとの不満が募っており、それがヒズボラへの支持拡大の背景にある。

1848 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/11(木) 23:28:45
http://mainichi.jp/select/world/news/20090611ddm007030026000c.html
レバノン総選挙:敗北ヒズボラ、影響力は不変 「国を守ってくれる」住民の支持厚く
 7日のレバノン国民議会選挙で、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラ中心の反米親シリア派連合は、与党の親米反シリア派連合に敗北した。だが、野党は定数128中57議席を獲得、ヒズボラの存在感に大きな変化は無い。イランやシリアの支援を受け、今後も政治を左右し続けるのは確実だ。【ベイルートで和田浩明】

 ■見知らぬ男の警告

 「街中で写真を撮ったら、明日のニュースにお前が出るぞ」。突然現れた野球帽にポロシャツ姿の男に、そう告げられた。ベイルート南部ダヒヤ地区。ヒズボラの拠点の一つだ。06年夏の第2次レバノン戦争でイスラエル軍に空爆され大被害を受けた。黄色の地に、銃をつかむ緑色の拳が描かれたヒズボラの旗が各所で翻る。

 選挙取材を現地事務所に届け出て「写真、取材は投票所内のみ」との許可は得ていた。見知らぬ男からの「警告」に、ヒズボラの強力な組織力、統制力を垣間見た思いがした。

 ■住民に教育、医療

 ヒズボラの勢力は特に南部で強い。野党系紙アルアクバルのオマル・ナシャベ記者(38)は「教育や医療などを施し、『殉教者』(反イスラエル闘争の死者)の家族の面倒も見るヒズボラに、住民は愛着を抱いている」と説明する。

 ダヒヤで野党側に投票した会社経営のアミン・クベイシさん(27)は「ヒズボラは国を守ってくれる」。主婦のゼナ・ミビーブさん(40)も「レジスタンス(反イスラエル闘争)に反対の与党はダメ」と断言した。

 ただ、シーア派もヒズボラ支持の一枚岩ではない。南部で立候補した同派のアーマド・アサド氏(46)は「イランから多額の援助を受けるヒズボラは、レバノン最大の不安定化要因」と批判する。

 ◇イランの影、懸念も
 ■武装解除再び拒否

 公式選挙結果が発表された8日の夜、ヒズボラ指導者のナスララ師は与党の勝利を受け入れる演説を行った。だが、国連安保理決議が求める武装解除については「武器はイスラエルから国を守るためのもの」と、拒否の姿勢を改めて示した。

 イランが供給源とされる武器は、ヒズボラの影響力の根幹を支える。第2次レバノン戦争では南部へのイスラエル軍の猛攻をしのいで支持を広げた。昨年5月には反シリア勢力との武力衝突に勝利。カタールの仲介で、野党側は内閣の決定に拒否権を行使できる3分の1以上の閣僚ポストを確保した。

 与党連合は今回の選挙で過半数の71議席を獲得したが、重要法案通過に必要な3分の2には及ばなかった。今後の連立協議では、ヒズボラなど野党勢力との妥協が必要になると見られる。

 与党系紙アンナハールのイブラヒム・バイラーム記者(52)は、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配しながら、欧米の制裁で孤立しているイスラム原理主義組織ハマスを例に、「ハマスの轍(てつ)を踏まないよう、ヒズボラは一歩下がった形で影響力の行使を続けるのでは」と分析している。

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 ■ことば

 ◇ヒズボラ
 82年に結成された「神の党」を意味するイスラム教シーア派組織。反イスラエル武装闘争を続ける一方、92年に初めて国会議席を獲得するなど、政治と軍事の両面で強い影響力を持っている。イランやシリアから資金援助を受けているとされ、米国はテロ組織に指定。

1849 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/11(木) 23:40:46
http://newsweekjapan.jp/stories/world/2009/06/post-197.php
レバノン親米派の勝利に浮かれるな
A Measured Victory in Lebanon

アメリカが好かれたのではなく、イランのアハマディネジャドが嫌われただけかも

2009年06月09日(火)17時15分
クリストファー・ディッキー(中東総局長)
 バラク・オバマ米大統領は、6月8日のレバノンでの出来事を思って思わず笑顔になるかもしれない。これまで長い間、他のどんなアメリカ大統領にも望めなかった幸運が訪れた。

 この日、前日に行われた国民議会選挙(総選挙)の結果が発表され、親欧米の与党連合「3月14日連合」が勝利。しかも、イランのマフムード・アハマディネジャド大統領が公に支援していた候補者たちは屈辱的な敗北を喫した。この選挙結果は、イラン国民がその意味を理解するにつれ、6月12日のイラン大統領選でアハマディネジャドの再選を阻む逆風にさえなるかもしれない。

 もし選挙結果が逆であれば、大変なことになっていた。多くのアナリストは、親シリア・イランの野党連合が大勝すると予想していた。野党連合の中核は、元々イランが設立し、その後も強力に支援してきたイスラム教シーア派組織ヒズボラだ。もし勝っていたら、ヒズボラをテロ組織と見なすアメリカがレバノンと外交関係を維持すること自体、むずかしくなっていたかもしれない。

 だが、オバマはこの選挙結果にあまり期待しすぎるべきではないだろう。オバマが6月4日にカイロで行ったアラブ諸国向けの演説は、選挙結果にいくらか良い影響を及ぼしたかもしれない。ここ数カ月の間に、ジョー・バイデン米副大統領やヒラリー・クリントン米国務長官がベイルートを訪問していたことも。だが、アハマディネジャドがその支持を通じてかえってヒズボラ連合の足を引っ張ったせいだ、という可能性も同じくらいある。

アメリカよりシリア・イランが怖い
 レバノンでヒズボラが勝利すれば、「地域情勢は変化し、抵抗を強化するための新たな前線になるだろう」と、アハマディネジャドは5月に宣言した。彼が言う「抵抗」の相手はもちろん、イスラエルとアメリカだ。だが多くのレバノン人は、シリアに(最近ではイランにも)抵抗する必要を同じくらい感じている。とくにレバノンのキリスト教徒は、感情も投票先もばらばらの集団だということが今回の選挙でわかってきた。

 レバノン政治には特有の落とし穴が多い。テロや武力衝突でしばしば死者が出るからだけではない。これまで数え切れないほど、地域や世界の大国の代理戦争の舞台にされてきた。そのため何十年も戦争や占領やテロに苦しみ、発展は挫折した。それでも選挙があると、「政治はすべて地元の利害で決まる」という諺通りにレバノン社会の「地」が表に出てくる。

 レバノン政府は憲法によって宗派別に細かく議員定数などが決まっているため、政府として機能するには連立するしかない。さらに各宗派も長老、軍閥、金持ち、空想家、神秘主義者、殺人者、レバノン・マフィアなどに分かれており、普通の政治家たちと並んで決定的な役割を果たしている。つまり、レバノンの選挙は決して2派間の対立ではない。

1850 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/11(木) 23:41:04
決定的に見えたヒズボラの勝利だが
 一方には、サウジアラビアの強力な後ろ盾を得たイスラム教スンニ派の政治家サード・ハリリが率いる与党連合がある。父ラフィク・ハリリ元首相は05年2月、自動車爆弾で暗殺され、シリアの関与が疑われている。シリアは一切の関与を否定し、国連の調査からも確たる証拠はまだ出てこないが、それでも怪しいのはシリアだと多くの国民が思っている。

 暗殺から1カ月後の05年3月14日には大規模な反シリアのデモがあり、何十年もレバノンを占領していたシリアも撤退を余儀なくされた。数週間後、「3月14日」運動は選挙で議会の過半数の議席を勝ち取った。

 最新の開票結果によると、イスラム教スンニ派の圧倒的多数はハリリが中心となって率いる「3月14日連合」の候補に投票し、シーア派の圧倒的多数はヒズボラ連合の候補者に投票している。最後にレバノンの選挙結果を左右するのはだからシーア派でもスンニ派でもなく、少数派で票も真っ二つに割れたキリスト教徒だ。

 キリスト教系野党「自由愛国運動」のミシェル・アウン党首は、かつて政府軍将軍としてシリアの占領軍と戦い、熱烈な愛国主義者として自らをアピールしてきたが、その後なぜかヒズボラと手を組む。過去の選挙結果から考えて、この握手はヒズボラ連合に勝利をもたらすもののように見えた。

宗教的寛容を求めるオバマ演説に感動
 だが多くのキリスト教系住民のシーア派過激派に対する猜疑心は、想像以上に根強かった。アハマディネジャドが、テヘランの後に従って共同歩調を取ることをレバノンに期待するかのような発言をしたとき、いちばん悔しい思いをしたのは誇り高いマロン派のカトリック教徒だ。

 そこへオバマが、イスラム世界に寛容を求める演説をした。「宗教の多様性は保たれなければならない」と、彼は言った。「レバノンのマロン派のためであれ、エジプトのコプト派のためであれ」

 一般的な原則を繰り返しただけのようにも聞こえるが、レバノンのキリスト教徒は、彼らの正当性が評価されたと感じた。彼らと共感する言葉だとも。オバマの言葉は、アハマディネジャドの言葉よりはるかに多くを語っていた。

 一方のアハマディネジャドは、ただでさえイランと世界の関係を悪化させたとして政敵から非難されている最中。イランの友好国の一つとの関係をまた悪くしたと批判されるのは具合が悪い。

 勝利はまだ、レバノン政治のトレードマークである暴力や敵意や金の力で引っくり返されるかもしれない。だがそれでもこの勝利は、これほど不確実性が高まっている時代には朗報だ。もしオバマが笑顔なら、われわれも少しはリラックスしてもいいかもしれない。

1851 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/11(木) 23:52:21
>>1831
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2009/05/post-112.php
司令官クビは妥当か、公正か、正解か
General McKiernan Gets the Boot

アフガニスタン駐留米軍マキャナン司令官の解任劇を、3つの視点で切る

2009年05月12日(火)22時48分
ピーター・フィーバー(デューク大学政治学部教授)
 5月11日、アメリカのロバート・ゲーツ国防長官はアフガニスタン駐留米軍のデービッド・マキャナン司令官の更迭を発表した。このニュースについて、簡単に私の考えを3つだけ述べたい。

 更迭は妥当だったのか。答えは、もちろんイエス。オバマ政権はこれまで文民統制に細心の注意を払ってきており、今回の更迭も例外ではない。

 米軍の最高司令官が、信頼できなくなった部下を更迭するのは当然のことだ。ブッシュ政権もこういった決断をもっと多く下すべきだったろう。

 文民統制の観点から言えば、マキャナンの更迭は教科書どおりの措置だ。誰に聞いてもマキャナンは優秀で尊敬され、その長年の貢献に対して国民から感謝されてしかるべき人物。ゲーツが彼に対して贈った賛辞も適切だった。

 では、更迭は公正だったか。答えはノーかもしれない。当初の報道では、マキャナンが足を引っ張る存在だったとか、アフガニスタン情勢の悪化がマキャナンのせいだという論調はなかった。

 こう言うこともできる。もっと問題が指摘されていたジョージ・ケーシー元司令官や、辞任前に叩かれた米中央軍のウィリアム・ファロン司令官に比べて、マキャナンはすぐに見切りをつけられた。

 ケーシーはイラクでの増派戦略に声高に反対し、ファロンはブッシュ政権の政策に水を差すのが自分の役目だと言いふらしていた。マキャナンに関してはこのような報道はない(これから出てくるかもしれないが)。

 最後に、更迭は正しい決断だったのか。これを判断するには早すぎるろう。アフガニスタン駐留軍の指揮体制に問題があるのは疑いようのない事実だが、最も深刻な問題はNATO(北大西洋条約機構)の側にあり、米軍内部ではない。

 ただ、マキャナンが上司であるデービッド・ペトレアス中央軍司令官の信用を失ったことは明らかだ。このこと自体が今回の更迭の理由であり、後任にはペトレアスからもっと信頼されている人物が就くとみられる。

 一方でワシントン・ポスト紙の軍事担当記者トーマス・リックスが言うように、今回の更迭は、オバマ政権が打ち出す包括的な戦略転換の一部でなければ筋が通らない。更迭が正しかったかどうかは、他の問題がどうなるかによる。現時点で判断するのは時期尚早だ。

 ブッシュ政権末期からオバマ政権初期にわたって、ゲーツはかなりの数の将校を更迭している。冷戦後の国防長官としては最も多い数だ。

1852 名前:荷主研究者 投稿日: 2009/06/14(日) 14:57:55

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91059
2009年4月23日 00:24 西日本新聞
福岡にベトナム総領事館

 ベトナムの在日公館として東京、大阪に次ぎ3番目となる在福岡ベトナム総領事館が22日、福岡市博多区のオフィスビルに開設された。開所式にはベトナム共産党のノン・ドゥック・マイン書記長や福岡県の麻生渡知事など政財界関係者40人が出席した。

 同総領事館はヴー・フィ・ムン総領事ら5人で九州・沖縄8県を管轄。主な業務は(1)在日ベトナム人の保護や法律相談(2)日本企業が投資・貿易をする際の情報提供や観光PR、文化交流の橋渡し(3)日本人ビジネスマンへのビザ発給‐など。

 開所式でベトナムのファム・ザー・キエム副首相は「総領事館の開設は両国関係を戦略的パートナーシップへと高められたしるし。九州との多面的な友好も促進させたい」とあいさつした。

=2009/04/23付 西日本新聞朝刊=

1853 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/16(火) 22:13:56
>>1825>>1845
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090616-OYT1T00981.htm
アフガン大統領選に41人立候補、カルザイ氏信任投票の様相
 【イスラマバード=酒井圭吾】8月20日投票のアフガニスタン大統領選は16日、選挙運動期間が始まった。


 立候補登録した44人のうち、3人が欠格や辞退となり、カルザイ大統領を含む41人が選挙戦に臨む。

 選挙戦は、カルザイ大統領に対する信任投票の色合いが濃い。有力候補のアシュラフ・ガニ元財務相とアブドラ・アブドラ元外相の2人が「反カルザイ」を掲げ、大統領を追う展開となりそうだ。旧支配勢力タリバンは、投票ボイコットを呼びかけている。

(2009年6月16日19時31分 読売新聞)

1854 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/25(木) 21:49:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000025-mai-int
<イラク>爆弾テロで72人死亡 サドルシティーの市場で
6月25日11時10分配信 毎日新聞

 【カイロ和田浩明】イラクのバグダッド東部サドルシティーの市場で24日、爆弾テロが起き、ロイター通信によると少なくとも72人が死亡、127人が負傷した。イラクでは30日を期限とする駐留米軍の都市部撤退を前に大規模な爆弾テロが相次いでおり、国際テロ組織アルカイダ系勢力が、内戦状態や宗派間抗争の再燃を狙っているとの見方も出ている。

 サドルシティーはイスラム教シーア派住民が多く、かつては反米武装勢力の拠点の一つだったが、今月19日に米軍が地区内の基地をイラク側に返還したばかり。

 イラクでは23日にもサドルシティーを含むバグダッドと周辺部計7カ所で爆発があり27人が死亡。20日には北部キルクーク近郊でシーア派モスク(礼拝所)を狙った自爆テロで73人が死亡している。

 テロはシーア派居住地域で目立っており、同派主導のマリキ政権の治安維持能力に対する国民の信頼感を低下させることを狙った犯行との指摘がある。

 駐留米軍によると、大規模テロの件数は6月に入ってから10件だが、都市部撤退完了や来年1月に予定されている連邦議会選挙に向け、治安が再び悪化する可能性もある。

 駐留米軍は一時、アルカイダ系勢力が活発な北部モスルやバグダッドなどで撤退の延期も示唆していたが、治安は改善したとして予定通りの実施を決めている。

 イラクでは多数派のシーア派と少数派のスンニ派の対立に加え、アラブ系主導の中央政府と北部3県を統治するクルド自治政府の緊張関係も継続。大規模テロを引き金にした内戦状態の再発の懸念は潜在している。

1855 名前:とはずがたり 投稿日: 2009/06/26(金) 01:04:18
米軍再編巡り激論 民主・岡田幹事長と米国防次官
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090625AT3S2500E25062009.html

 民主党の岡田克也幹事長は25日午前、党本部で米国のフロノイ国防次官と会い、在沖縄米海兵隊のグアム移転や米軍普天間飛行場の移設などを巡って激しく応酬した。

 会談は米側が申し入れた。同飛行場の沖縄県外移転など民主党の主張を念頭にフロノイ氏が「米軍再編を進めることは日米両国の合意だ」とクギを刺すと、岡田氏は「日米関係は64年前の過去を引きずっている」と反論。日米地位協定を巡っても「公平ではない。日米関係を長期的に安定させるために改善しなければいけない」と譲らなかった。(25日 16:17)

1856 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/26(金) 22:15:48
http://newsweekjapan.jp/stories/world/2009/06/post-243.php
キルクーク爆弾テロが映す絶望の未来
Kirkuk Bombing Foreshadows Continuing Iraqi Instability

都市部からの米軍戦闘部隊の撤収期限を6月30日に控えて爆弾テロが頻発。マリキ政権の治安維持能力に改めて不安の声が上がり始めた

2009年06月25日(木)18時35分
レノックス・サミュエルズ(バグダッド支局)

 長く続いた戦争とテロのために、イラクの人々は流血事件にはすっかり慣れている。それでも北部キルクーク近郊のタザで20日に起きた自爆テロ事件は人々に大きな衝撃を与えた。

 その背景には、クルド人とアラブ人が支配権を争うキルクークの町が、未来のイラク政治における大きな火種になるのではないかという不安がある。米軍の戦闘部隊が都市部から撤退する期限は6月末に迫っている。

 今回の事件は、イラクの根底に横たわる宗派対立にあらためて光を当てるとともに、米軍の戦闘部隊が撤退した後の治安情勢はどうなるのか、イラク治安部隊は米軍の代役をきちんと果たせるのかといった懸念を浮き彫りにした。

 事件が起きたタザの住民はほとんどがトルクメン人だ。だが、そのすぐ北にあるキルクークは帰属をめぐってクルド人とアラブ人が長年、対立を続けている。事件後、アラブ人はクルド人を、クルド人はアラブ系武装勢力を、イラク政府はアルカイダを犯人だと名指し。イスラム教シーア派とスンニ派も、互いを疑いの目で見ている。

 イラクのヌーリ・マリキ首相とアメリカのクリストファー・ヒル大使、イラク駐留米軍のレイ・オディエルノ司令官は、死者80人、負傷者200人を出したこの自爆テロを厳しく非難した。だが抗議声明を出したところで、イラク国内の各派の不安や疑心暗鬼が消えるわけではない。

政府は強気一点張りだが
「クルド人が支配しない限りキルクークの安全は確保できないとアピールするために、クルド人自治政府がやったのではないか」と言うのはバグダッドの大学生、アリ・サードだ。

「自治政府の上層部をはじめとするクルドの人々から聞いたところでは、事件を起こしたのはアルカイダか近隣諸国の工作員。狙いはアラブ系のナショナリズムを喚起し再び内戦を起こすことだ」と、クルド人自治区で活動するベテラン記者のアソス・クルディは言う。

 一方、バグダッド市内のシーア派地区に暮らすある住民は「米軍に撤退してほしくないスンニ派の仕業ではないか」と主張する。

 ここから見えてくるのは米軍の撤退(11年末までに完全撤退する予定)に伴ってイラク政府が直面する課題の難しさだ。政府は地位協定(08年11月にアメリカとの間で調印)に基づく撤退計画には何の変更もないとの立場を崩さない。

 これまでも政権幹部は機会を捕えては、イラクの治安部隊は十分に米軍の代役を果たせると強調してきた。米軍からは当初、キルクークやモスルといった特に問題の多い都市には例外的に戦闘部隊を残したほうがいいのではとの提案も行なわれたが、イラク政府は耳を貸そうとしなかった。

「すべての米軍(戦闘)部隊は6月30日までに撤収する予定だ。(この日は)イラク史に刻まれることになる」と、イラク政府の広報官アリ・アル・ダッバーグは先週の記者会見で述べた。

 同じ会見でオディエルノ司令官は、イラク側と共同で治安情勢に関する評価を行なった結果、「戦闘部隊は撤退し、訓練生と顧問は状況に応じて残る」という結論が出たとそっけなく語った(彼はかつて、モスルなど数カ所からの撤退に懸念を示していた)。

 もっともすべてのイラク国民が米軍撤退に前向きなわけではない。多くのシーア派市民とスンニ派市民の間では、予想外の世論の逆転現象が起きている。

 サダム・フセイン政権下で権勢を振るったスンニ派は当初、アルカイダと手を組んで米軍に歯向かった。一方のシーア派は、多数派として当然もつべき権力を取り戻せたのは米軍のおかげだと考えた。

 だが最近では多くのスンニ派が、自分たちの少数派としての権利を守るためには米軍のプレゼンスが必要だと考えるようになった。逆にシーア派のなかには、自分たちが完全に権力を掌握するためにアメリカには手を引いてもらいたいと考える人も出てきた。

1857 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/26(金) 22:16:14
各派がそろって権力奪取に動く?
 多くの一般のイラク人の見るところ、「治安部隊には法や秩序を維持する十分な能力がある」という政府の主張には無理がある。世界的な経済危機でイラクも打撃を受けているなか、軍の装備を整えるための資金を政府が十分に用意できるかどうかも不安材料だ。

 ウバイディ国防相は予算の配分に問題はないと語る。ボラニ内相はテロや組織犯罪や武装勢力という治安上の懸念材料はあるものの「イラク治安部隊はこうした課題に向き合うだけの力をもっている」と主張する。

 そうした状況のなか、米軍戦闘部隊の都市部からの撤収は続く。米軍主体の多国籍軍の規模は、かつての16万人から13万人に減少。6月末までにイラク国内の米軍基地の数は現行の460から320へと減るはずだ。

 もっともタザで起きたような血塗られたテロ事件がすぐに終息すると考える人はいない。その後もイラクでは爆弾テロが相次いでおり、24日にもバグダッド北東部のサドルシティーで多数の死傷者が出る事件が起きている。マリキ首相も米軍撤退に乗じてイラク情勢の不安定化を狙う動きは続くだろうと警告している。

 多くのイラク国民も同意見だ。なかには国内の政治状況について皮肉な見方を口にする人もいる。「米軍の撤退でみんなが権力を奪取しようと動き出すだろう」と小学校教師のファティマ・アゼーズは言う。「バース党員もアルカイダも、(シーア派民兵組織の)バドル旅団も、(マリキ率いる政党の)ダワも、そのほかのさまざまな武器を持った組織や政党も」

 スンニ派出身のハシム・アル・タイエ議員は国防相と内相と軍司令官を国会に喚問し、治安回復が遅れている理由を問いただしたいとの意向を示している。彼はまた「イラク治安部隊のレベル向上のため」アメリカは協力すべきだと考えている。

 だがイラク政府の最上層部が米軍をせっせと追い出そうとしているなか、彼の希望がかなえられる可能性は低そうだ。

1858 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/28(日) 14:48:03
http://mainichi.jp/select/world/news/20090628ddm007030086000c.html
アフガン:現地ルポ 米軍、見えぬ敵 対ゲリラ、土中の恐怖
 ハイテクを駆使した米軍が、武装勢力の単純な手製爆弾(IED=即席爆破装置)に手を焼いている。今年で9年目を迎えた対テロ戦争で、世界最大の米軍に、アフガニスタンの武装勢力タリバンなどはゲリラ戦術で挑んでいる。同乗していた大型装甲車がIED攻撃に遭い、対テロ戦争が生んだ「非対称の戦闘」の一端を、見ることになった。【クシュマン(アフガニスタン南東部パクティカ州)で大治朋子】

 「車両の重みに反応する爆弾だ」。爆発跡を見た米兵が断言した。イラク戦争では、武装勢力は米軍車両を確認して携帯電話などの電波で起爆させる爆弾を多用。米軍は電波を妨害する装置を開発した。だがアフガンでは、「イラクより技術レベルは低い」(米軍)ものの、無差別型が多く、対策は確立されていない。現場の脇には子供たちが通うマドラサ(イスラム神学校)や民家があった。武装勢力は、住民の犠牲をもいとわない無差別攻撃を繰り返している。

 「僕の足跡をなぞってついてきて」。攻撃を受けた装甲車から緊急避難することになり、砲手のクリークモア上等兵(24)の後に続いて、爆弾の埋められていた道を横切る。一歩一歩踏み込むたびに、爆発時の衝撃が全身によみがえる。わずか20メートルの距離が、なかなか終わらない。

 「爆発物処理班の到着を待つ間、攻撃を受けて銃撃戦になる可能性がある」。そう言われて、別の軍用車両に移った。前線基地から送られた小型無人飛行機が上空に到着し、近づく車や通行人の動きを伝える。「車両2台が接近」。情報が入るたびに、砲手がその方向にマシンガンを構える。「今日は悪い日になるかもしれない。今朝、電話で妻と話しておいてよかった」。米兵の1人がつぶやいた。

 爆発物処理班が到着したのは2時間半後。基地からわずか10キロの距離だが、爆弾を警戒しながら迂回(うかい)して来たという。リモコン操作の小型ロボットを現場に走らせ、別の爆弾がないことを確認。米兵が飛散した部品などを集め、壊れた装甲車をレッカー車につないだ。

 基地に戻ったのは、爆発から7時間後。1個の手製爆弾にハイテク米軍が振り回された。前線基地で司令に当たっていたコナー大尉は「武装勢力との戦いは、どこが前線で誰が敵なのかさえはっきりしない。この戦争は、難しい」と語った。

1859 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/28(日) 14:48:53
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009062802000087.html
帰郷ためらうパキスタン難民 北西辺境州ルポ
2009年6月28日 朝刊

 パキスタン北西辺境州スワト地区では、五月から政府軍によるタリバン系イスラム武装勢力の掃討作戦が続いている。政府は作戦成功と治安回復を強調するが、激戦に巻き込まれ、家や家族を失った難民は二百万人以上。仮住まいのキャンプで不自由な生活を強いられながらも、帰郷にためらいをみせていた。 (パキスタン北西辺境州のマルダン、スワビで、古田秀陽、写真も)

 同州マルダン地区の小規模な難民キャンプ。百六家族六百四十人が暮らす。多くが掃討作戦が続くスワト地区から逃れて来た。十二歳以下の子どもが二百六人おり、ミルクや薬品が足りない。

 五月下旬に避難してきたグル・フセインさん(38)は同二十四日、武装勢力の自爆攻撃に巻き込まれ、井戸へ水をくみにいった八歳の男の子と六歳の女の子を失った。

 「強烈な爆発音で家から外へ出ると、石やガラスの破片と一緒に子どもの腕が飛んできた。ショックで一時妻の名前が思い出せなくなった」と、フセインさんはつらい記憶に顔をゆがめる。

 パキスタン政府は作戦はほぼ終わり、避難民は近く帰郷できるとアピールしている。だがフセインさんは「今はとても戻る気になれない。戦闘で多くの市民が死んでいる。治安は本当に大丈夫なのか」。所持金もなく、帰郷しても、爆発で壊れた家の修理はできず、自分の生地店を再開するめども立たない。

 マルダン地区から約四十キロ離れたスワビ地区の難民キャンプには、約六千五百七十家族三万二千人が暮らす。気候の良いスワト地区から来た難民の一部は、昼間四〇度を超えるテント内で過ごすため、発熱や下痢、嘔吐(おうと)に悩まされている。

 「子どもの体調が悪いのに、点滴がなかなか受けられない」と話すミア・ムニールさん(45)は先月末、親類八家族計三十六人でミンゴラ近くの村から約八十キロの道を徒歩で二日半かけて逃げてきた。

 避難前、ムニールさんの親類の一人が武装勢力に拉致され、身代金約三十万円を要求された。工面して金を支払い解放されたが、親類は精神的ショックから回復できていない。

 ムニールさんは早い帰郷を望んでいる。でも「武装勢力の殺害や拉致はひどかった。戦闘が続けば、市民がまた人間の盾にされる」と心配の種は尽きない。

 同キャンプのアブデュル・カーン副所長は政府が帰宅可能と宣言しても、すぐに帰るのは「七十家族程度だろう」と話している。

1860 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/28(日) 15:39:33
http://mainichi.jp/select/world/news/20090628k0000m030111000c.html
アフガン:装甲車の真下で爆音…記者は宙に浮いた

 【クシュマン(アフガニスタン南東部パクティカ州)で大治朋子】「ドン」。記者が乗り込んだ大型装甲車の真下で、武装勢力の仕掛けた手製爆弾(IED=即席爆破装置)が爆発した。アフガニスタン駐留米軍の同行(エンベッド)取材で、パキスタンとの国境沿いの南東部パクティカ州を移動中だった。記者を含め乗員5人は無事だったが、装甲車の後部車輪(直径1メートル)は30メートル以上吹き飛ばされ、車体後部は破壊された。仕掛け爆弾の脅威を体感することになった。

 今月15日、クシュマン米軍前線基地から車列を組み、北東へ約10キロの村に入る直前のことだった。爆音とともに、車両の下から巨大な金づちで一撃されたような衝撃を受けた。重さ15キロの防弾チョッキを身に着け、シートベルトで固定した記者の体が軽々と宙に浮き、次の瞬間、座席にたたきつけられた。白い砂煙が車内に充満する。「大丈夫か」。兵士の叫ぶ声が聞こえた。

 「このへんは昨日5回も通ったのに」。運転手のスミス上等兵(21)が悔しそうにつぶやいた。爆弾は夜間に仕掛けられたらしい。

 アーサー軍曹(24)が後方の車両から近づく衛生兵に気づき、「戻らせろ」と無線で叫んだ。ウルフ特務曹長(44)が声を張り上げた。「来るな。第2の爆弾にやられるぞ」。緊急避難のため車両から降りる足が震えた。

 ◇「この戦争は難しい」 米軍、手製爆弾に振り回され
 ハイテクを駆使した米軍が、武装勢力の単純な手製爆弾に手を焼いている。今年で9年目を迎えた対テロ戦争で、世界最大の米軍に、アフガニスタンの武装勢力タリバンなどはゲリラ戦術で挑んでいる。同乗していた大型装甲車がIED攻撃に遭い、対テロ戦争が生んだ「非対称の戦闘」の一端を、見ることになった。

 「車両の重みに反応する爆弾だ」。爆発跡を見た米兵が断言した。イラク戦争では、武装勢力は米軍車両を確認して携帯電話などの電波で起爆させる爆弾を多用。米軍は電波を妨害する装置を開発した。だがアフガンでは、「イラクより技術レベルは低い」(米軍)ものの、無差別型が多く、対策は確立されていない。現場の脇には子供たちが通うマドラサ(イスラム神学校)や民家があった。武装勢力は、住民の犠牲をもいとわない無差別攻撃を繰り返している。

 「僕の足跡をなぞってついてきて」。攻撃を受けた装甲車から緊急避難することになり、砲手のクリークモア上等兵(24)の後に続いて、爆弾の埋められていた道を横切る。一歩一歩踏み込むたびに、爆発時の衝撃が全身によみがえる。わずか20メートルの距離が、なかなか終わらない。

 「爆発物処理班の到着を待つ間、攻撃を受けて銃撃戦になる可能性がある」。そう言われて、別の軍用車両に移った。前線基地から送られた小型無人飛行機が上空に到着し、近づく車や通行人の動きを伝える。「車両2台が接近」。情報が入るたびに、砲手がその方向にマシンガンを構える。「今日は悪い日になるかもしれない。今朝、電話で妻と話しておいてよかった」。米兵の1人がつぶやいた。

 爆発物処理班が到着したのは2時間半後。基地からわずか10キロの距離だが、爆弾を警戒しながら迂回(うかい)して来たという。リモコン操作の小型ロボットを現場に走らせ、別の爆弾がないことを確認。米兵が飛散した部品などを集め、壊れた装甲車をレッカー車につないだ。

 基地に戻ったのは、爆発から7時間後。1個の手製爆弾にハイテク米軍が振り回された。前線基地で司令に当たっていたコナー大尉は「武装勢力との戦いは、どこが前線で誰が敵なのかさえはっきりしない。この戦争は、難しい」と語った。

1861 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/30(火) 21:45:22
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090630-OYO1T00402.htm?from=main1
田母神氏講演、広島市長「8月6日はやめて」と要請
 昭和戦争などに関して政府見解に反する論文を投稿して更迭された前航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏が、広島原爆忌の8月6日、広島市内で、「ヒロシマの平和を疑う」と題して講演する。これに対し、広島市は29日、秋葉忠利市長名で、日程変更を要請するファクスを田母神氏と講演会の主催者に送った。要請文で秋葉市長は「被爆者の心情に配慮してほしい」としている。

 講演会は「日本会議広島」の主催。同市は、田母神氏が日本の核武装を肯定する発言をしており、講演会でも同様の話をする可能性がある、と要請の理由を説明している。要請文は「いつどこで、何を発言するかは自由」としつつ、「被爆者や遺族の悲しみが増す結果になりかねない。広島での8月6日の意味は、表現の自由と同様に重要なもの」としている。

 田母神氏の事務所は「主催者の依頼がない限り、変更することはない」と説明。日本会議広島は「要請は、言論の自由を抑圧しているように感じる」としている。

(2009年6月30日 読売新聞)

1862 名前:千葉9区 投稿日: 2009/06/30(火) 22:12:54
http://www.asahi.com/international/update/0630/TKY200906300036.html
「米兵いない。うれしくて」バグダッド市民、撤収祝う
2009年6月30日12時34分
 【バグダッド=田井中雅人】米軍がイラクの都市部からの撤収を完了したのを受け、バグダッド中心部のザウラ公園で29日夜、政府と市共催の祝賀行事が開かれた。多くの市民が、サッカーの応援などに使われる人気曲「勝利のバグダッド」に合わせて踊り、6年余にわたった「占領」からの解放を祝った。

 06〜07年ごろの激しい宗派対立でバグダッドの街は宗派ごとの住み分けが進んだが、最近の治安改善を受け、ザウラ公園は宗派を問わず市民らが集う場所となっている。

 イスラム教シーア派の医師ムハンマド・アドナンさん(33)は「朝起きて、米兵がいないと思うと、うれしくてたまらない。テロで傷ついた患者がこれ以上、病院に運ばれてこないよう願っている」。スンニ派のアフマド・アブドゥルカドルさん(42)は「米軍のイラク占領が完全に終わってほしい。シーア派主導の政府には、スンニ派らとの国民融和に努めてほしい」と話した。

1863 名前:千葉9区 投稿日: 2009/07/03(金) 23:09:29
>>1844>>1846-1850
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200907020009o.nwc
レバノン 首相派と議長派衝突 無政府状態 争い再燃も
2009/7/2

レバノンの首都ベイルートで6月28日、親米・反シリア与党連合「3月14日連合」代表で議会与党党首のサアド・ハリリ首相支持派と、国民議会議長でイスラム教シーア派政党「アマル」代表のナビハ・ベリ氏支持派が衝突。レバノン軍は同日、街頭で武装した者は誰でも発砲の対象になると警告を発した。

 ベリ氏は6月25日に国会議長再任が決定し、ハリリ氏は同月27日、スレイマン大統領から首相に指名されている。与党議員はベリ氏の議長再選を、アマル派はハリリ氏の首相就任をそれぞれ支持。だがベリ氏を支持するシーア派組織ヒズボラやキリスト教勢力を含む反米・親シリアの野党連合「3月8日連合」57議員は、ハリリ氏の首相就任を認めていない。

 ハリリ首相は「挙国一致」内閣を樹立する構えだが、野党連合は内閣参加の条件として閣議決定への拒否権行使が可能となる3分の1以上の閣僚数を求めており、これが組閣の大きな障害となりそうだ。

 外交政策・安全保障をめぐる与野党の根本的な意見の不一致から、統一内閣の組閣作業は長引く可能性がある。最悪の場合には、レバノンで今後数カ月間無政府状態となり、武力衝突のリスクが高まって、過去4年間の党派争いが再燃するかもしれない。政治的な膠着(こうちゃく)状態が長引いた後には、社会・経済上の政策課題が待ち受けている。

1864 名前:とはずがたり 投稿日: 2009/07/04(土) 01:52:53
北特法:参院、全会一致で成立 我が国固有の領土と初明記
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090703k0000e010025000c.html

 北方四島を「我が国固有の領土」と初めて明記した改正北方領土問題等解決促進特別措置法(北特法)は、3日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。ロシア側が反発を強めるとみられ、8日から始まるイタリアでの主要国首脳会議(サミット)の際に行われる日露首脳会談への影響が懸念される。

 改正法には「国は、我が国固有の領土である北方領土の早期返還を実現するため最大限の努力をする」として、領土問題の解決促進に対する国の責務を明記している。ロシア下院は6月24日、改正法が撤回されるまで領土交渉を中止するよう大統領や政府に求める声明を採択しており、法成立でさらに態度を硬化させそうだ。

 中曽根弘文外相は3日午前の記者会見で、「北方領土問題での政府の見解は以前から変わらない。前進するような日露首脳会談になることを期待している」と述べた。【犬飼直幸】

1865 名前:千葉9区 投稿日: 2009/07/05(日) 12:43:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090705-00000061-san-pol
与那国島に陸自配置 中国に対抗 国境防衛の意思明示
7月5日7時56分配信 産経新聞

 政府は4日、日本最西端に位置する沖縄県の与那国島(よなぐにじま)に陸上自衛隊の部隊を配置する方針を決めた。年内に策定する次期中期防衛力整備計画(平成22〜27年度)に盛り込む。複数の政府・与党関係者が明らかにした。実現すれば、沖縄で本島以外へ陸上部隊を配置するのは初めてとなる。付近を航行する船舶の監視を行うとともに、離島防衛の意思を明確にするのが目的で、軍事力を増強し東シナ海での活動を活発化させる中国に対抗し、南西諸島の防衛力を強化する狙いがある。

[フォト]海上自衛隊対馬防備隊本部には、ハングルで立ち入り禁止の看板が…

                   ◇

 配置する部隊は、レーダーなどで船舶の航行情報を収集する沿岸監視隊となる見通しで、規模は数十人。防衛省は、那覇市に司令部を置く陸自第1混成団(約1800人)を今年度末までに約300人増強し旅団に格上げし、その後、旅団から与那国島に部隊を新たに置き、レーダーサイトも設置する。

 実戦部隊の配置は、島内に演習を行える十分な土地がないことや、中国、台湾を刺激しないよう配慮した結果、見送る方針だ。ただ、与那国島には2000メートルの滑走路を持つ与那国空港があるため、将来的には有事の際に陸自部隊の来援を受け入れたり、海自の哨戒機P3Cを配備したりすることもありそうだ。

 与那国島は台湾まで約110キロ足らずの“国境の島”だ。中台海峡で紛争が起これば、影響を受ける可能性がある。また、米軍統治期の影響で、島の西側3分の2は台湾が領空侵犯に有効に対処するために設けた防空識別圏(ADIZ)に含まれ、18年8月に台湾が軍事演習を行った際、島西部が訓練区域に入り日本側が抗議したこともある。

 中国、台湾が領有権を主張する日本固有の領土、尖閣諸島(中国名・釣魚島)までも約120キロの距離しかない。尖閣諸島の領有権問題や東シナ海のガス田開発をめぐる中国の活発な動きは、島民にとって憂慮すべき事態となっていた。

 一方、島内は2カ所の駐在所に警察官2人がいるだけで、自衛隊が駐留する沖縄本島までも約500キロも離れている。周辺有事が起こったり、侵略があったりしても防衛できない問題が指摘されていた。

 与那国町議会は昨年9月、自衛隊誘致の要請決議を賛成多数で可決した。外間守吉(ほかましゆきち)町長と崎原孫吉(さきはらそんきち)町会議長は6月30日、浜田靖一防衛相に陸自の誘致を求めた。浜田防衛相は週明けに与那国島を視察する。自民党も同月9日、防衛計画の大綱見直しに関する提言で、国境離島の領域警備体制の確立と南西諸島防衛の強化を政府に求めていた。

 与那国町にとって自衛隊の誘致は、防衛省が基地受け入れ自治体に対して行う補助金事業への期待感もある。外間町長も産経新聞の取材に「自衛隊誘致は島の活性化と安全確保につながる一挙両得の選択だ」と話している。与那国島は周囲約28キロ、人口約1700人。観光とサトウキビ栽培、漁業が主力産業。

1866 名前:とはずがたり 投稿日: 2009/07/05(日) 16:35:19
自衛官「懲り懲り」が7割 日本の防衛、大ピンチ?
2009/6/26
http://www.j-cast.com/2009/06/26044134.html

現役自衛官へのアンケートで、7割もが「生まれ変わったら自衛官にならない」と答えていることが分かった。何が自衛官のやる気を失わせているのか。

社会的評価低く、やりがいないが理由?

自衛官は、もう懲り懲り!?――。防衛省の広報誌が、広報誌らしからぬアンケート結果を載せたことが話題だ。

この雑誌は、同省が編集協力する月刊の「MAMOR(マモル)」。その最新の2009年8月号によると、4月に行った現役自衛官125人へのアンケートで、「生まれ変わっても自衛官になりますか?」と聞いたところ、72%が「ならない」と答えたというのだ。「なる」は、わずか28%だった。

その理由は、アンケートでは必ずしも分からない。が、自衛官の悩みを聞いたところ、「自衛隊の社会的評価」がトップで、次に「仕事のやりがいや充実感」となり、「自衛官にならない」理由の一端がうかがえる。

そして、ほかになりたい職業として、医師や教師、警察官の順に多くなっている。自衛官同様な安定志向もうかがえるが、これらの職は、自衛官に比べ評価が高く、やりがいがあるということなのだろうか。

もし、自衛官になって何らかの原因でやる気を失っているとすれば、日本の防衛にとっては一大事となる。本当なのか。

著名な軍事評論家の江畑謙介さんは、アンケート結果は、当たっている部分も多いとみる。
「実際に自衛官になってみて、災害派遣に期待され、国を守ることへの期待が少ないのを感じています。自衛隊の不祥事が次々に出ていることも、がっかりさせる原因です。マスコミ報道でも、高い評価が与えられていません。また、海賊への対処や海上の警備で、自衛隊は実際に射撃ができないような状態に置かれています。給与面は、国際的にみても低くないので、不満があるとは思えませんが、仕事をしてうれしいと感じられなければ、やりがいが湧かないでしょうね」

幹部応募倍率、43.4倍から18.5倍に低下

実際、入隊しても辞める自衛官が増えているケースもある。

花形とされる航空自衛隊のパイロット。辞めたのが2004年、05年はそれぞれ3、5人だったのに、06〜08年は年20人にも達したのだ。06年は、イラクの復興支援のため空自が空輸を始めた時期に当たる。中日新聞の09年6月23日付記事によると、「自信がなくなった」という理由もあったといい、社会的評価ややりがいがネックになった可能性はある。パイロットを1人育てるのに、2年間で5億円ほどもかかるというから、大きな損失だ。

志願者をみても、ここ数年自衛隊の人気が落ちている。幹部候補生の応募倍率については、02年が43.4倍だったのが、07年には18.5倍にまで下がっているのだ。

自衛隊離れについて、軍事評論家の江畑謙介さんは、団体行動を嫌う若者気質などもあるとしながらも、自衛隊内部の原因も大きいと指摘する。
「官僚的な事なかれ主義が、若い人の芽を摘んでいます。下手に失敗すると損をする、やっても評価されないなら何もしない方がよい、と思ってしまうようですよ。それで自分のやっている役割に社会的評価がないとして、もう続けられないとなってしまうわけです。防衛省は、アンケートの結果を重く受け止めて、改善しないといけません。年に5兆円も使っているのですから、国会でも、安全保障や防衛についてもっと議論しないといけませんね。自衛官の士気に関わる問題ですから」

防衛省の報道室では、アンケートについて、「この結果だけをもって一概にお答えすることは困難であると考えるが、いずれにしても当方としては今般のMAMORの企画がその目的でもあるアンケート結果から垣間見える自衛官の素顔を知ってもらい、国防意識を高めてもらう契機となればよいのではないかと考えている」とのコメントを寄せている。

1867 名前:千葉9区 投稿日: 2009/07/06(月) 23:13:35
>>1865
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-06-M_1-002-1_002.html?PSID=000a5b0cbb4b8e80a847a721923172ad
人口増へ「苦渋の決断」/与那国町長の自衛隊誘致/住民の合意形成 後手に
誘致派「島を活性化」 反対派「説明不十分」


 外間守吉与那国町長が6月30日、浜田靖一防衛相に自衛隊誘致を要請した背景には、防衛省が年末に策定する新防衛計画の大綱や中期防衛計画の作業が大詰めを迎えた事情がある。「陸上自衛隊の与那国配備」を盛り込むために「6月末が要請のタイムリミット」と誘致派に背中を押された。一方で、8月2日に町長選を控え、「自衛隊誘致」を争点にしたくない外間町長は「隠密要請」に出たが、逆に反対派は「説明が不十分」と批判を強めている。

 「いくつかの方策を打ち出したが、人口減に歯止めがかからない」。外間町長は今回の行動を「苦渋の決断」と説明する。

 人口約1650人。「卒業した中学生の分だけ人口が減る」と言われて久しい。島を出る一方で、戻る人が少ないという流れだ。最近では公共工事の削減などが響き、島内での子育てをあきらめ、家族ごと島を離れる住民も増えた。昨年9月には、与那国測候所が閉鎖し、島外からの給与を島内に落とす国家公務員が8人も引き揚げた。

 そんな中、2007年に海上自衛艦が島に入港した際、「一晩で400万円を使った」と話が広がった。「拳銃2丁(駐在警察官2人)で国境の島を守れない」と国防上の理由で自衛隊誘致を進める町民もいるが、誘致派の多くは「自衛隊=島の活性化」と考えている。

 外間町長は今年6月の町議会一般質問で人口増加策として「自衛隊を視野に入れる」と答弁。具体的には陸自の駐屯地で、100人規模が常駐することで隊舎や食堂、グラウンド、体育館などの社会資本整備も進むと想定。「4〜5人規模の分屯地なら断る」と言い切る。
 誘致派は514人分の署名を集め、昨年9月に町長や町議会に提出。「町長が行動を」と防衛相への要請を強く迫った。町長選で外間町長を支持する町民の中には、自衛隊誘致に反対の立場を取る町民もいる。外間町長は町内を刺激しないよう、要請の事実を一部町職員にしか伝えず、防衛相と会った。

 要請後、記者団に「手応えはあった。今後、町民にどういう形で理解せしめるか」と答え、タイムリミットを意識し、町民の合意形成が後手に回ったことをうかがわせた。

 自衛隊誘致に反対する住民の会の新崎長吉共同代表は「外間町長は誘致派、反対派のどちらにもいい顔をしようとしている。拙速すぎる。重要な問題は住民投票を行うべきだ」と憤る。

 与那国は一昨年から3年連続で台湾との航空直行便を実現するなど、台湾との交流に力を入れている。

 アジアへの最先端へ「交流の島」などを将来像に掲げた05年策定の「与那国・自立へのビジョン」で座長を務めた島袋純琉大教授(政治学)は「国境の与那国に自衛隊を置くのは、町の振興のためでは通じない。軍事的緊張につながりかねず、台湾の理解、支持を得られるか」と今回の要請に疑問を投げ掛けた。(八重山支局・福元大輔)

1868 名前:千葉9区 投稿日: 2009/07/06(月) 23:14:39
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-05-M_1-002-1_002.html
了承ない署名も 与那国・陸自配置要請/町民「説明も不十分」

 【与那国】外間守吉与那国町長が浜田靖一防衛相や火箱芳文陸上幕僚長らに陸上自衛隊の駐屯地を同町に配置するよう要請した際の根拠の一つとした町民514人分の署名(人口約1650人)について、複数の町民が4日までに、家族や親せきの了承を得ず代理で署名したり、十分な趣旨説明を受けず署名していたことを認めた。自衛隊誘致に反対する町民らは「重要な要請なのに根拠がいかがわしく、説明が不十分」と批判している。

 外間町長は要請の事実や日時を一部町職員にしか伝えておらず、当日の地元新聞の「町長日程」覧には「東京出張」や「防衛省要請」には触れず、「日常公務」としていた。崎原孫吉町議会議長や2町議は私費で同行。崎原議長は「議会に旅費を請求すると反対されるので、こっそり行った」と話している。

 外間町長は514人分の署名を「重く受け止めている」としながら、説明会を開くなど住民から直接話を聞く機会を設けていない。「町議会で町長として誘致賛成の姿勢を示し、反対住民から何の動きもなかったので要請した。もっと説明した方が良かったとも思う」と説明が不十分だったことを認めた。

 ただ、「極秘要請」の批判については「長崎県でのフォーラム参加などが重なり、日程覧に書くのがややこしかったので担当職員が『日常公務』にしただけでは。隠すような深い意味はない」としている。

 署名を集めた与那国防衛協会(35人、金城信浩会長)の糸数健一町議は「自衛隊誘致に賛同してくれますか、と説明した。趣意書も見せた」と正当性を強調。昨年6月に約30人で各戸を回ったとし「活動を続ければ800人の署名が集まった」と話した。

 一方、署名集めを手伝った男性は「『自衛隊誘致はいいことだ』といって親せきや家族の名前をその場で書く人もいた」と証言。観光業の女性は「『自衛隊が来たらキビ刈りを手伝ってもらえる』と聞いて、何も考えずに署名した。大臣要請に使われるとは」と驚いていた。

 島袋純琉大教授(政治学)は「自衛隊誘致は住民の意見が割れ島の将来を左右する事案。大臣に要請するのに町民に説明がないのは、地方自治で重要な合意形成プロセスとして、大いに問題がある」とした。

1869 名前:ミヤちゃん 投稿日: 2009/07/08(水) 18:14:22
中国大使館襲撃事件でオランダが謝罪

現地時間6日午後1時に「東トルキスタン」分子150人余りが大使館前でデモを行ない、デモはすぐに組織的で計画的な暴力事件になった。そして「東トルキスタン」分子は、準備していた石や卵を大使館に投げつけ、中国国旗を燃やし、大使館の柵をよじ登ろうとするものまで現れ、一部のデモ参加者は刃物を所持していた。この暴力事件で中国大使館の大通りに面するガラスは全て割られ、屋根や壁、表札なども損傷を受けた。
オランダのフェルハーヘン外務大臣は7日夜、在オランダ中国大使館が「東トルキスタン」分子に襲撃された件について中国政府に謝罪し、中国大使館が受けた重大な損害の賠償を行い、法律に則って事件の当事者を取り締まり、今後このような事件が再発しないことを保証すると示した。



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