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ウルトラ怪獣裏事情集
1
:
anurito
:2009/10/02(金) 00:54:23
先行して発表してきた
「ウルトラ宇宙興亡史」シリーズ
(
http://anurito.hp.infoseek.co.jp/gokuaku/tenpera/tenpera2.html
)
は、主に、テンペラー星人とその眷属をメインに語ってきた、
ウルトラマン作品の宇宙人分析論だったが、
トーゼン、ウルトラマンの怪獣たちについても、面白いネタはいっぱいある訳で、
ここでは、あらたな新企画として、
あまり他所では紹介されてないような裏ネタを、
私自身の考察もまじえて、気ままに書き並べてゆく事にしたい。
2
:
anurito
:2009/10/02(金) 00:55:42
「レッドキングは怪獣王」
まず真っ先に紹介したいのは、
人気怪獣レッドキングの名の由来。
実際の体色が赤くなかった事を大目に見てやったとしても、
なぜ「レッド」キングなのか?
これには、血なまぐさい暴力バトルを好むからとか、
沖縄の豪族の名前に由来している(ウィキペディアより)とか言われているようだが、
実は、もっと単純な理由が見落とされている。
「ウルトラマン」の企画段階の仮タイトルは「レッドマン」であり、
「レッド(マンに出てくる怪獣の)キング」こそが、
恐らく、一番有力な、レッドキングの名付け理由だったのだ。
ウルトラマン開始当初では、
レッドキングは最強の怪獣という風に設定されていたのである。
レッドキング登場回に常に怪獣同士バトルがあって、
勝者がいつもレッドキングなのも、実は予定調和だったのだ。
ウルトラマンのタイトルは、決定するまでに、
WOO(ウー)、ベムラー、レッドマンなど、
何度も変更された訳だが、
それらは全て怪獣の名前の方に名残りしていた事になる。
3
:
anurito
:2009/10/02(金) 02:15:49
「レッドキング最強伝説」
レッドキングが最強である証しは、
別に、名前だけにはとどまらない。
第8話「怪獣無法地帯」でレッドキングと共演した怪獣は、
いずれも「ウルトラQ」怪獣の使い回しだったが、
ペギラ、パゴス、ガラモンなど、
「ウルトラQ」を代表する上、「ウルトラQ」内でも最強クラスの怪獣ばかりなのだ。
にもかかわらず、
レッドキングはチャンドラーを撃退し、ピグモンを虐殺し、
マグラに至ってはレッドキングと戦わずして逃走している。
「怪獣無法地帯」は、さりげなく、
レッドキングの強さが「ウルトラQ」怪獣を上回っている事をアピールした内容だったのだ。
これまで「ウルトラQ」を楽しく拝見してきた視聴者ならば、
なおさら、馴染みの怪獣が次々にレッドキングに倒されるのを見て、
感覚的に、レッドキングが強く思えてくる演出になっていたのである。
4
:
anurito
:2009/10/02(金) 02:17:15
「なぜに、どくろ怪獣か?」
レッドキングの謎は、さらに別名にも及ぶ。
「どくろ怪獣」と呼ばれるのは、
頭がドクロのように見えるからだと説明されているのだが、
実際のところは、
レッドキングの顔をドクロと呼び切るには、やや抵抗を感じなくもない。
ほんとは、レッドキングの元ネタは「キングコング」だったのであり、
初期の紹介でも「恐竜とキングコングを合体したような怪獣」と説明されてるのだ。
すなわち、多々良島とは、
キングコングの故郷であるドクロ島(スカルアイランド)のオマージュだったのであり、
だから、キングコングがドクロ島で恐竜相手に無敗の王者だったように、
レッドキングも多々良島の無敵の暴君として君臨する事が定められたのである。
そして、ドクロ島の「どくろ」が、
敬意を込めて、レッドキングの別名に採用されたのではないかと考えられるのだ。
5
:
anurito
:2009/10/03(土) 02:14:02
「ガラモンの悲劇」
「ウルトラQ」では、恐怖の侵略ロボットだったガラモンも、
「ウルトラマン」では、いきなり正義のチビ怪獣ピグモンになってしまった訳だが、
ガラモンがピグモン役に抜擢されたのも、いろいろと事情がありそうだ。
最大の決めては、その身長だったのではないかと思われ、
怪獣勢揃いなどのスチール写真を見てみると、
すでにガラモンの背丈が、通常の大人より、かなり低い。
これは、ガラモン登場回に組んだセット(弓ヶ谷ダム)の大きさに限界があり、
その中で暴れるガラモン自体も、
小さく(着ぐるみを小さめに)作らざるを得なかったと言う、
物理的な理由に基づいている。
こうして、小さな着ぐるみとして作られたガラモンが、
「ウルトラマン」では、意外な使い道として、
等身大のチビ怪獣として採用される事になったようなのだが、
それにしても、他の使い回し着ぐるみ怪獣みたいに、
ちょっとは改造しようとかって思わなかったんかい?
6
:
anurito
:2009/12/17(木) 00:20:14
「ツインテールの悲劇」
「ウルトラマンメビウス」で、エサ怪獣ツインテールは実は海底怪獣だった事が判明するが、
これは、ツインテールはエビの味がするという裏設定をヒントにした、
スタッフの判官びいき的お遊びだったのだろう。
しかし、そうなると「帰ってきたウルトラマン」に出てきたツインテールは、
本来の自分の活動フィールドではない地上で生まれてしまった事になり、
あの時は、水のある場所向けて、逃走していたのかもしれない。
一方の捕食者であるグドンは、地底怪獣の別名どおり、海中自体は苦手らしく、
「ファイヤーマン」ではネロギラス相手に海中戦であっさり惨敗する一幕も見せている。
という事は、グドンはツインテールを補食していたとは言っても、
水中では、とてもツインテールを捕まえれそうな見込みはなく、
たとえば、たまたま沖にあがってきたツインテールを奇襲したり、
あるいは、海底でも、地中からいきなり飛び出して、襲いかかるような方法で、
ツインテールを捕獲していたのではなかろうか。
ツインテールとグドンの弱肉強食の生態は、思ったよりも奥の深いものだったのかもしれない。
7
:
anurito
:2009/12/17(木) 02:28:21
「パンドンの双頭の秘密」
「ウルトラセブン」最終回に出てきたパンドンの別名は双頭怪獣だが、
実際に採用されたのは、両面怪獣とでも呼びたいデザインで、
のちに登場した新型パンドンのルックスからも分かるように、
本来は、本当に頭が二つあるパンドンがオリジナルデザインであり、
「セブン」の段階でも、双頭タイプのパンドンが、すでに着ぐるみまで作られていた。
なぜ、この双頭パンドンの造形が土壇場でボツになったのかは不明だが、
この双頭パンドンが本編で起用されなかった事で、
「ウルトラセブン」最終回のストーリーも微妙な影響を受けているのである。
当時のパンドンのデザイン画を見ると、
改造パンドン用の改造パーツの設定図として、
片手片足の他、双頭の一つのロボット化も指定されているのだ。
すなわち、最初のアイディアでは、
セブンとの初戦で、パンドンは片首も切り落とされるはずだったのであり、
にもかかわらず、双頭ゆえ、片首だけでもまだ生きていたパンドンは、
改造パンドンとなって再登場するという、
よりドラマチックな展開をスタッフは最初、予定していたらしいのである。
そのようなストーリーの方が「生きていたパンドン」としては、確かに効果的演出だし、
この初期イメージどおりの内容が実現しなかったのは、ちょっと残念な気もしなくはない。
8
:
anurito
:2009/12/19(土) 14:44:32
「セブンは鳥に弱い?」
あまり他では指摘されてない事実であるが、
ウルトラセブンは鳥系の怪獣・星人には必ず苦戦する傾向があるようである。
セブンに最初にワイドショットを使わせたアイロス星人、
あらゆる武器をはね返す不死身のギエロン星獣、
そして、セブンを瀕死寸前まで追い込んだガッツ星人。
こうした暗黙のパターンから、
最後の怪獣パンドンも鳥系である事が確定したのだろう。
なおかつ、パンドンについては、
名の由来は「パンドラの箱」じゃないかと思われ
(最終的に、バンドン表記の方がNGになったのは、この語源ゆえ?)、
宇宙から飛来した災いの箱からは怪獣が飛び出し、
地上に恐怖と混乱をまき散らすと言う、壮大な暗喩となっていたのである。
9
:
anurito
:2009/12/20(日) 02:05:49
「ツイフォンは地球を二度滅ぼす?」
他サイトでもすでに指摘されているが、
「ウルトラマン」に出てきた怪彗星ツイフォンという名称は、
「ウルトラマン」が初出ではない。
実は、1960年に製作された特撮ヒーローもの「海底人8823」で、
一足早めに同名の彗星が登場しており、
どうやら、「ウルトラマン」ではそれを流用しているみたいなのである。
ちなみに、「海底人8823」のツイフォン彗星は、
2億年前に、エルデ大陸の古代文明を滅ぼした天体災厄として説明されていた。
他サイトにおける、さらなる考察によると、
「海底人8823」のツイフォンすらも元ネタがあるらしく、
ヴェリコフスキーのトンデモ本「衝突する宇宙」がルーツみたいだと言うのだが、
ネット上でヴェリコフスキーや「衝突する宇宙」を調べても、
ツイフォンと結びつく説明文はまるで見つからない。
「衝突する宇宙」はかなりの有名本で、邦訳も出ているはずなのだが、
果たして、真相はいかに?
10
:
anurito
:2009/12/28(月) 01:46:25
「バルタン星人の正しい英名は?」
一時期(今でも?)、日本の特撮ものに出てくる宇宙人の名前を、
たとえば、バルタン星人なら、英名として、
「Alien BALTAN」(エイリアン バルタン)
と表記する形が出回っていたが、
私は、この表記法には、はなはだ疑問を抱いていた。
そもそも、映画のヒットで宇宙人の代名詞になってしまったような感はあるものの、
実際の「エイリアン」という単語は「外国人、異邦人」程度の意味合いで、
宇宙人、異星人を特別に指している言葉ではない。
大体、きちんと英語の表現構造を理解しているならば、
バルタン「星人」の正しい表記の仕方は、すぐに分かるはずだ。
アジア人ならアジアン、アメリカ人ならアメリカン、
これが、英語における○○人を表記する、もっともオーソドックスな手法である。
国名や地名の後ろを「〜ン」に変形されれば、○○人になる訳だ。
異星人だって例外ではない。
火星人なら、火星(マース)だからマーシャンと表記される。
だったら、日本で無数に生み出されてきた○○星人たちも、
全て、この形式に従うべきではないか?
すなわち、バルタン星人なら、バルタンが惑星名である以上、
バルタニアン(BALTANIAN)こそが、
バルタン星人の正しい英名になるはずなのである。
以下、全ての宇宙人が、このルールにのっとられて、表記されなくてはいけない。
メフィラス星人ならメフィラシャン、
ザラブ星人ならザラビアン、
ピット星人ならピッティアンといった感じにである。
日本特撮史上のもっとも最初期の宇宙人は「地球防衛軍」のミステリアンだが、
これはミステロイド星の宇宙人だからミステリアンなのであり、
決して、最初からデタラメだった訳でもなかった事が分かる次第だ。
11
:
anurito
:2010/02/02(火) 03:31:29
「バルタン星円盤の謎」
あまりにも有名な話だが、
セミ人間(チルソニア遊星人)とバルタン星人とメフィラス星人の宇宙船は、
同じものが使い回されている。
理由は予算の都合なのだろうが、
しかし、視聴者の間では、
セミ人間とバルタン星人の同一(兄弟宇宙人)説の根拠の一つとして扱われるようになった。
だが、我々地球人だって、
別に自国製の車ばかりを乗り回している訳ではない。
宇宙にだって、円盤製造を商売にして、
各惑星に売り飛ばしているエイリアンがいないとも限らないのだ。
セミ人間とバルタン星人、そしてメフィラス星人は、
たまたま、同じ宇宙人から同タイプの円盤を買って、乗っていただけに過ぎないのかもしれない。
中でも、メフィラス星人は上下反対にして搭乗していたが、
彼は反重力宇宙人なので、もともと、どちらが上でも構わなかったのだ。
12
:
anurito
:2010/02/07(日) 00:10:20
「ウルトラマンに出そこねたロボット」
「ウルトラマン」が、元祖にして、最高傑作と呼べる理由として、
この作品だけで、早くも怪獣のあらゆるバリエーションが出尽くしている点があげられる。
宇宙人にしても、登場回数は少ないものの、
集団侵略者(バルタン)、個人侵略者(メフィラス)、破壊者(ザラブ)、泥棒(ダダ)、
と、各種パターンがきちんと揃っている。
さらに、地底人、植物人間(ケロニア)、古代人(ミイラ人間)、変異人間(ジャミラ)、
など、宇宙人外侵略者のバリエーションも一通り登場しているのだ。
ところが、「ウルトラマン」には、重要な怪獣ネタが一つだけ、まんまと欠けている。
それが「ロボット」だ。
よって、ウルトラマン・シリーズで最初の本格巨大ロボットの登場は、
「ウルトラセブン」のキングジョーまで、待たねばいけない事になってしまったのだ。
実は、「ウルトラマン」でも、ロボット怪獣のアイディアは存在していたのだが、
何度も原案がボツになり、とうとう、陽の目を見なかったという裏事情があったのである。
最初の企画は、長編映画用のプロット「ジャイアント作戦」だ。
この映画で、本当は、「ウルトラマン」発のロボットとなる、
巨大ロボット・鋼鉄巨人Gと侵略者ロボット・ナポレオンが出る予定だったが、
この映画自体が、製作が中止となってしまった。
その為、この「ジャイアント作戦」の内容そのものが分解されて、
のちの「ウルトラマン」のテレビ放送用のネタに活用される事になり、
鋼鉄巨人Gと共に登場予定だったバルタン星人や地底怪獣モルゴは、
バルタン星人の逆襲(「科特隊宇宙へ」)や、
モルゴ(Mole Go)がGo Moleラ=ゴモラに化ける事になったのだ。
もちろん、鋼鉄巨人Gととナポレオンも、
「ザ・ジャイアント」というタイトルの話で、テレビ出演が進められていたのだが、
こちらは、またしても、撮影までこぎ着けず、未製作で終わってしまった。
こうして、「ウルトラマン」は、唯一ロボット不在と言う状態になってしまったのである。
13
:
anurito
:2010/02/10(水) 03:34:55
「すごいぞ、身長40メートル」
ウルトラマンの身長は40メートルである。
ファンにとっては当たり前のような話かもしれないが、
これがまた、実は一筋縄ではいかない設定なのだ。
日本の特撮番組に出てくる巨大ヒーローや怪獣たちは、
およそが、元祖のゴジラに準じて、50メートル前後の身長を平均としている。
ここまではいいとしよう。
しかし、この平均の50メートルから、
10メートル低かったり、10メートル高かったりするだけでも、
実際には、かなり身長差が生まれてしまうものなのである。
具体的に例を挙げてしまうと、
ウルトラマンが40メートルなのに対して、
メフィラス星人やゼットンは60メートルなので、
よく考えたら、1.5倍も大きい事になる。
大した事ないなどとは思うなかれ。
もしウルトラマンが等身大で、160センチの身長だったとしたら、
メフィラス星人やゼットンは2.4メートルの巨人だった事になるのだ。
当然、頭の位置はぜんぜん並ばないし、
とても、まともな組み合いができるとは思えない。
ウルトラヒーローのほとんどは40メートルクラスなので、
相当数の怪獣が、ウルトラマンよりも図体がでかすぎるのである。
もっとも、東宝の特撮映画「海底軍艦」で、
全長150メートルの轟天号に、
同じ全長150メートルの大蛇マンダが巻き付いていた事を考えると、
まだマシな方なのかもしれないが。
14
:
anurito
:2010/02/10(水) 03:35:26
「すごいぞ、体重2万トン」
さらに、巨大怪獣たちの設定で疑問が多いのは体重である。
元祖のゴジラが2万トンに設定された為、
のちのほとんどの巨大怪獣は万トンクラスの体重を平均としているが、
しかし、身長50メートル前後の巨大動物の体重は、
ほんとに数万トンもの重さになってしまうのであろうか。
たとえば、ゴジラに似た古代動物として肉食恐竜がいる。
正規な学問として、恐竜の体重も推算されているのだが、
体高4メートルのアロサウルスは、大体2トンぐらいだったのではないかと言われている。
感覚で導きだされた重さではない。
現存爬虫類の体重を参考にして算出した、かなり信頼性のあるデータなのだ。
この計算結果を利用させてもらって、40メートルの怪獣の体重を調べてみよう。
4メートルの10倍だから、
重さはただ10倍になるだけではなく、立体物の10倍なので、10の3乗倍という事になる。
つまり、2トンの1000倍なので、
2万トンならぬ、2千トンこそが、
40メートルの怪獣には、もっともリアルな体の重さだったのである。
もちろん、体が大きくなる事で、若干の密度変化もありうるかもしれないが、
それでも、一けたも重さが増える事はありえないだろう。
「ウルトラQ」では、
身長わずか10メートルのゴメスにさえ3万トンの体重が設定されているので、
もはや、怪獣の体重について本気で考察する事自体がバカげているのかもしれないが。
怪獣の体重が、なぜ重くないといけないのかと言うと、
それには、軽いと圧力をかけられず、建物をうまく壊せない、と言う事情もあるからなのである。
15
:
anurito
:2010/02/10(水) 23:23:12
「続編こそ本編」
「ウルトラQ」は、モノクロの上、ウルトラ戦士が出てこないため、
ウルトラ・シリーズからは度々外されがちであるが、
作品の構成を見ていると、
やはり、「ウルトラマン」は、
「ウルトラセブン」よりも「ウルトラQ」に近いと思わせる時がある。
別に、登場怪獣が「ウルトラQ」からの流用・改造が多い為ばかりではない。
エピソードの見せ方にしても、とても酷似しているのだ。
特にそう感じられるのが、人気怪獣の再登場のさせ方である。
「ウルトラQ」では、ペギラとガラモンの二種類の大怪獣が逆襲エピソードを持っているが、
いずれも、最初の登場回が顔見せのようなストーリーで、
逆襲編の方が大暴れしているような雰囲気だ。
「ウルトラマン」でも、バルタン星人とレッドキングの二大人気キャラのみが、
再登場の逆襲回を持っているが、
こちらも、逆襲編の方がよく暴れ回っているような感じなのである。
「ウルトラQ」「ウルトラマン」にまたがって登場したラゴンにしても、
「ウルトラマン」に出てきた時の方が、巨大化もして、活躍していたみたいだ。
「ウルトラマン」は、のちのウルトラマン・シリーズのプロトタイプであるとともに、
まだまだ「ウルトラQ」時代の怪獣もののパターンも引き摺っていた作品だったのだと言える。
16
:
anurito
:2011/12/05(月) 17:49:25
「ウルトラマン主題歌の謎怪獣」
初代ウルトラマンのOP主題歌の背景には、怪獣の影絵が採用されているが、
その中に、元ネタ不明の怪獣がいくつか混ざっている。(後期バージョンのもの)
歌中の登場した順番に記すと、
カネゴン→ゴーガ→?1→アントラー→?2→ネロンガ→ギャンゴ→ピグモン→バルタン星人→ウルトラマン
となる。
この二つの?が謎怪獣で、見た目だけで判断すると、
トゲいっぱいの外見は、どちらもマグラのように見えるのだ。
しかし、同じ怪獣が二回も使われるのは不自然なので、
片方については、ベムラ、ガヴァドンB、ザンボラー、
はては、マグラ初期デザイン説まで広まっているようである。
しかし、これらは、あくまで見た目だけから想像した意見なのであり、
別のアプローチから推理する事も忘れてはいけない。
この主題歌の怪獣シルエットは当然、人気怪獣がチョイスされているはずなのだが、
ウルトラマン一のメジャー怪獣が抜けているのである。
すなわち、レッドキングだ。
テロップを入れる場所を作るため、いびつな形の影絵にはなっているが、
?1の怪獣は蛇腹のレッドキングに見えなくもなく、
?2の怪獣を背中だけトゲのマグラと見なすのが、
実は、もっとも無難な正解なのである。
ちなみに、近作「ウルトラゾーン」のOP主題歌の怪獣影絵では、
?1の怪獣そっくりのポーズで、レッドキングが描かれている。
恐らく、「ウルトラゾーン」のスタッフに、
この怪獣影絵の真相に気付いていた人がいたのだろうと思われ、
心憎いまでのマニアックなお遊び演出と言える。
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