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ゲーム本編とは関係ない話をするスレ

1ファーティマ:2007/08/23(木) 21:17:40
あんまり固い話ばっかりしててもアレなんで息抜き的な話題でもお話ししませんか?
例えばですが生徒会長・小竹さん、生徒会書記esさんが決まったんで他の役職も決めませんか
TRPGってこういう設定話とかも楽しみの一つだし、その他にも色々と皆さんの裏話等を聞きたいなぁと思いスレを立ててみました

55ありんす:2007/08/24(金) 15:31:58
誰も人がいない今のうちに、自分も投下してみよう。
>>35の続きです。


『ダンゲロス・序章』

定例会議中の生徒会室に緊張が走った。

小竹「白金がやられた、だと?」
ファーティマ「剣術部隊・筆頭、一刀両の仕業とのことです」

ファーティマの言葉に、一同は息を飲む。
番長グループとの関係は悪化の一途をたどりつつあった。
開戦はもはや避けられないものとなっていたが、その火ぶたが切って落とされたのだ。

ファーティマ「我が方の戦力には支障ありませんが、一応ご報告しておきます」
小竹「冷たいな。確かあいつは、お前のことを憎からず思っていたんじゃないのか?」
ファーティマ「さて、どうでしたか。契約を交わした人以外に興味はありませんので」
小竹「ふっ、まあボクもあいつのことは嫌いだったからね、どうでもいいや。何がイケメンだ、いい気味さ」

そこへ新たな知らせが入る。

A「た、大変だ! 月島がM字開脚のまま死んでる!」
raven「げげーっ! あの月島がM字開脚のまま死んだ!?」

室内にざわめきが広がる。
月島弥生は生徒会のアイドルだった。
その彼女がM字開脚のまま殺されたのだ。
これはもうただごとではなかった。
白金の死とは比べ物にならないくらいの事態だった。

ファーティマ「奴ら、仕掛けてきましたね」
小竹「ボクは動かないよ。面倒だし、痛いのは嫌だからね。やりたい奴は勝手にやればいいさ」

会長の言葉で幾人かの生徒が立ち上がり、部屋を出てゆく。
生徒会メンバーとして、番長グループのこれ以上の横暴を見過ごすわけにはいかなかった。

56ありんす:2007/08/24(金) 15:34:55
バル「会長さんよう。そんなんでいいのかぁ?」

会議が終わり、部屋を出た小竹に、背後からバルが声をかけてきた。

バル「あんたがそんな有り様じゃ、下の者に示しがつかないんじゃないか? それとも、お飾りで会長になったあんたには、俺たちをまとめる力なんて無いってか。ヒャハッ!」

バルは挑発するように口の端を釣り上げたが、小竹は涼しい顔を崩さない。

小竹「ボクがどうしようと勝手さ。君に指図されるいわれは無い」

小竹の冷ややかな反応に、バルは笑みを消した。

バル「仕える価値がないと思えば、向こうに寝返ってもいい。そういう約束だったよな?」

バルはその高い手腕を買われ、副会長に選ばれたのだ。
人格的な問題が物議を醸したが、会長特権による独断での任命だった。
それほどまでに、バルという人材は魅力的なものだった。

小竹「ふん。ボクの首を手土産にでも持っていくか?」
バル「……そいつは名案だな」

凍てつくような視線を絡ませあう二人。
しかしやがてバルは小さく鼻を鳴らし、背を向ける。

小竹「どこへゆく」
バル「俺がどうしようと勝手、だろ? ヒャハハッ!」

粗野な笑いを浮かべながら、バルは去ってゆく。
長い一日になる。
小竹は心の片隅で、そんなことを考えていた。

57ありんす:2007/08/24(金) 15:37:01
白金、月島の死に端を発した波紋は、急速に広がりつつあった。

弁士「ちょ、ちょっと君たち、やめたまえ! 暴力反対、うわあああああ……っ!!」

生徒会と番長グループの和解を説いていた弁士は、突然魔人の群れに襲われ、何も出来ないままその生涯を終えた。
それを見ていた関口辰夫も同じように袋叩きに遭い、惨めな死を遂げる。
共に行動していた中で難を逃れたのは、ツミレだけだった。

ツミレ「参ったな、ボクのイリュージョンにも限界があるよ」

得意の幻影術で追っ手を振り切りながらも、徐々に体力を削られていく。
遠くで悲鳴が聞こえた。
シュガーの断末魔だった。
お菓子に釣られて敵の手にかかったのだ。

「そこまでだ!」

唐突な声に、ツミレは顔を向ける。
そこには見知った姿があった。
罠解除のリールに失敗したあJが、敵に捕らえられていたのだ。
気が付くと周囲は番長グループの奴らに囲まれていた。
怨み崎、絵馬、河崎さん、外谷さん、にゃんちゅう、ノエル、豆といった、手練の面々だった。
多勢に無勢、絶体絶命のピンチ。
死を覚悟したツミレの耳に、しかし希望の音が届く。
彼女にとってそれは、聞きなれたギターの音色だった。

58ありんす:2007/08/24(金) 15:39:35
番長グループのメンバーが演奏に心を奪われ、動きを止めたのはほんの一瞬だった。
だがその一瞬が致命的だった。
ツミレを包囲した番長グループをさらに取り囲むようにして、四名の魔人が愛用の武器を構えていた。
学園の秩序を守る風紀委員のキーノ、歩、ありんす、そして書記委員のesだった。
ツミレは思った。
助かった、と。
だがその認識は甘かった。

ありんす「目の前の敵は皆殺しでありんす! あっひゃっひゃっひゃっひゃっ!」

粛清が始まった。
四名の魔人は、四方から一斉射撃を行ったのだ。
それは一方的な虐殺だった。
銃撃の音が止んだとき、その場に立っている者は一人もいなかった。
そう、生徒会メンバーとて、その例外ではなかった。

キーノ「やれやれ。参ったね、どうも」

あJとツミレの死体を見下ろしながら、キーノはつぶやく。

es「足手まといはいらない」
歩「ま、会長には『番長グループの奴らに殺された』って報告しておいた方がいいっすね」

esと歩は眉ひとつ動かさず、平然と言葉を交わす。
弱き者は死すのみ。
生徒会の非情な掟だった。



近くで応援していたサポーターも巻き添えを食らって死んでいたが、誰も気にとめなかった。

59ありんす:2007/08/24(金) 15:42:02

――保健室にて。



あっちん「会長、例のモノが出来ました」
小竹「ふむ、間に合ったか。ご苦労であった」

保健委員のあっちんの報告を受けた小竹は、眼鏡を軽く押し上げた。
仲間が殺されても、小竹の腰は重かった。
彼を臆病者だとそしる者もいた。
だが違った。
小竹は、あっちんの作る新兵器の完成を待っていたのだ。
これで準備が整った。
機は満ちた。

あっちん「これさえあれば奴らとて、ヒヒヒ……!」

不気味な笑みを浮かべるあっちんを横目に、小竹はポケットからコンパスを取り出す。
鈍い光を放つ針の尖端を見つめ、小竹は口元を大きくゆがめた。

小竹「さあ、ゲーム開始といこうじゃないか」

希望崎学園の長い一日は、まだ始まったばかりだった。









一方その頃、星の知恵派の教えを広めていたアイーナは、うっかり邪神に食われて死亡した。



――――ダンゲロス本編に続く



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